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ユーロ3日続伸、底堅い域内指標で=欧州外為

2017年11月24日(金)01時32分

[ニューヨーク 23日 ロイター] - 欧州外為市場では、ユーロ/ドルが3日続伸。域内の指標が底堅い内容となるなか、0.2%高の1.1850ドルで推移した。

11月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は57.5と、2011年4月以来の高水準となり、ロイターがまとめた予想の最高値も上回った。

米国市場が感謝祭で休場だったこともあり、全般的に薄商いだった。

ユーロ/ドルは前日、100日移動平均線を上抜けているが、コメルツ銀のアナリストは「全般的にユーロに対する前向きなトレンドが見受けられる」と述べた。

欧州中央銀行(ECB)が公表した10月の理事会の議事要旨によると、オープンエンド(無期限)型の資産買い入れプログラムを維持するかどうかを巡り激しい討議が行われた。資産買い入れ策の延長については幅広い合意が得られたものの、オープンエンド型の買い入れ維持を巡って、一部メンバーが買い入れの明確な終了時期を示唆すべきと主張するなど、意見が大きく分かれた。

ユーロはスイスフランやポンドに対しても底堅く推移した。主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.1%安の93.15。前日は6月以来の大幅な下げを記録していた。

この日はアジア市場で中国株が急落したことを受けてリスク選好が後退した。

(表はロイターデータに基づいています)

ロイター
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