ニュース速報
ビジネス
独企業、国内外の政治リスクの影響ない=IFOエコノミスト
2017年11月24日(金)19時35分
11月24日、ドイツのIFO経済研究所のエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は、国内外の政局を巡る先行き不透明感や欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れプログラム縮小は、独企業の業況感に影響していないようだとの見方を示した。写真はドイツ国内の工場で5月撮影(2017年 ロイター/Matthias Rietschel)
[ミュンヘン 24日 ロイター] - ドイツのIFO経済研究所のエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は24日、国内外の政局を巡る先行き不透明感や欧州中央銀行(ECB)の債券買い入れプログラム縮小は、独企業の業況感に影響していないようだとの見方を示した。
ボールラーベ氏は、ドイツの連立協議の決裂を受けた政治停滞や英国の欧州連合(EU)離脱に向けた交渉、米国の保護主義台頭などを例に挙げた上で「ドイツ経済は非常に堅調で、さまざまな政治動向の影響は受けていないようだ」との認識を示した。
IFOが調査した約7000社のうち約10%は、ドイツの連立協議が決裂した後に出された回答だった。
IFOが24日発表した11月の業況指数は予想に反して117.5に上昇し、過去最高を記録した。
今、あなたにオススメ
新着