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米住宅供給問題、高水準の政策金利で複雑化=ミネアポリス連銀総裁
2024年05月11日(土)03時30分
米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁(写真)は10日、米国では住宅供給問題が続いており、FRBが維持している高水準の政策金利によってその問題が複雑化していると述べた。2023年5月撮影(2024年 ロイター/Mike Segar)
[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は10日、米国では住宅供給問題が続いており、FRBが維持している高水準の政策金利によってその問題が複雑化していると述べた。
FRBはインフレ抑制に向け高金利が必要としているが、最終的に利下げが可能となれば、住宅セクターは好転すると指摘。一方で金融政策が全てではないとし、住宅セクターが直面している問題を考慮すると、利下げしたとしても「妥当な期間内に」住宅供給は増加しないとした。
また、人工知能(AI)技術に関して過度な期待を抱くべきではないとしたほか、国家が支援するハッカー集団にとってFRBは非常に魅力的なハッキング対象であることを認識していると述べた。