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ノルウェー中銀が政策金利を0.50%に据え置き、景気に回復の兆し
2016年10月27日(木)19時53分
[オスロ 27日 ロイター] - ノルウェー中央銀行は27日、政策金利を0.50%に据え置いた。据え置きは予想通り。2年にわたり低迷していた景気に、回復の兆しが引き続きみえていることが背景。
オルセン中銀総裁は9月の前回会合で、政策金利は今後数年にわたって0.50%に据え置かれる可能性があるとの見方を示していた。
総裁はきょうの会見で「9月以降の情勢は、9月会合で示した想定から大きくは変わっていないため、据え置きを決めた」と説明した。
総裁はその後ロイターに対して、理事会は利下げを検討しなかったと明かし「きょうの政策決定は難しいものではなかった」と語った。
産油国のノルウェーは、2014年半ば以降の原油価格急落に苦慮。ただ、利下げや財政支出、通貨安により景気は持ち直しつつある。
DNBマーケッツは「利下げサイクルは終わったと考えている。金利は長期間、現在の水準で据え置かれるだろう」との見方を示した。
*内容を追加しました。
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