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米国務長官が人種差別非難、「傷の修復必要」
2017年08月19日(土)08時29分
8月18日、ティラーソン米国務長官(写真)は、人種差別主義を非難し、国務省をより人種的に多様にすることを確約した。ワシントンで15日撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)
[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領がバージニア州シャーロッツビルで発生した白人至上主義団体と反対派の衝突を巡る発言で孤立を深めるなか、ティラーソン国務長官は18日、人種差別主義を非難し、国務省をより人種的に多様にすることを確約した。
ティラーソン長官は国務省のフェローシップ・プログラムの参加者に対し、1865年にリンカーン大統領が行った演説を引き合いに出し、リンカーン氏は 戦争の傷口を修復する必要があると国民に呼び掛けたとし、「今日、われわれも傷口を修復する必要がある」と述べた。
そのうえで「われわれは和解と理解を追求し、肌の色、民族性、宗教、政治的な見解にかかわらず相互に尊敬する必要がある」との考えを示した。
ただトランプ氏のシャーロッツビル事件を巡る発言に関する言及はなかった。
*写真を追加しました。
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