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米政府、乳牛が鳥インフル感染の州で小売店の牛ひき肉を検査

2024年04月30日(火)09時36分

4月29日、米政府は、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の乳牛への感染が確認された州の小売店で牛ひき肉の検査用サンプルを収集していると発表した。写真はオハイオ州アシュランドで2014年12月撮影(2024年 ロイター/Aaron Josefczyk)

Tom Polansek

[シカゴ 29日 ロイター] - 米政府は29日、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の乳牛への感染が確認された州の小売店で牛ひき肉の検査用サンプルを収集していると発表した。ただ、牛肉の安全性を確信しているとの見方を改めて示した。

米連邦当局は、3月下旬以降でH5N1の乳牛への感染が9州で確認されたことを受け、牛乳と牛肉の安全性を立証するための作業を進めている。テキサス州では、H5N1に感染した乳牛と接触した1人が感染した。

米疾病対策センター(CDC)と世界保健機関(WHO)は、全般的な公衆衛生面のリスクは低いが、感染した乳牛と接触した人にはリスクが高いとしている。

収集した牛ひき肉のサンプルの検査は農務省が実施する。

ロイター
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