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サイバー戦争

米で頻発するサイバー攻撃は大規模攻撃の腕試しだ

2016年10月26日(水)18時30分
アンソニー・カスバートソン

『ザ・インタビュー』が北朝鮮の体制を皮肉り、金正恩を無知で滑稽な独裁者として描いたことからも、北朝鮮がソニーを攻撃した動機は明らかだ。それに比べると、広くアメリカを標的にした今回のサイバー攻撃は動機がはっきりせず、関与が疑われるハッカーのリストも膨大だ。

「インターネットの基盤サービスを提供する会社を攻撃してネット防衛能力を試すなど、通常はあり得ないし、活動家や犯罪者、研究者による単独犯とも考えられない」とシュナイアーは先日、ブログで持論を述べた。

「一連の攻撃の規模と機密性、とりわけその執念深さから、黒幕は外国政府だろう。まるである国の軍部と密接に関わるサイバー攻撃部隊が、今後サイバー戦争が起きた事態に備えて武器の射距離を調整しているようだ」

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