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人種問題

米フィラデルフィアのユダヤ教徒墓地 墓石約100基倒される

2017年2月27日(月)17時23分

2月26日、米フィラデルフィアのユダヤ教徒の墓地で、約100の墓石が倒されているのが見つかった。警察が同日、明らかにした。写真は荒らされたミズーリ州の墓地の様子で21日撮影(2017年 ロイター/Tom Gannam)

米フィラデルフィアのユダヤ教徒の墓地で、約100の墓石が倒されているのが見つかった。警察が26日、明らかにした。

26日朝に墓地を訪れた人が、親族3人の墓石が倒されていると警察に通報。その後、警察が約100の墓石が倒されていることを発見した。事件は、25日の夜以降に起こったとみられるという。

ヘイト(憎悪)を監視するユダヤ系団体「反中傷連盟(ADL)」は、1万ドルの懸賞金を用意し、情報提供を呼び掛けた。

イスラエルの外務省報道官は、「フィラデルフィアのユダヤ教徒墓地への冒涜(ぼうとく)は、衝撃的で心配の種」とツイッターに投稿し、犯人を捕まえて罰するよう米当局に求めた。

米国では先週、ミズーリ州セントルイスのユダヤ教徒の墓地で約170の墓石が荒らされたばかり。各地のユダヤ人コミュニティーセンターへの爆弾予告も相次いでいるが、すべていたずらと判明している。

[26日 ロイター]


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