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米大統領娘婿クシュナー、FBIのロシア疑惑捜査の対象に

2017年5月26日(金)10時00分

 5月25日、米ワシントン・ポスト紙とNBCニュースが関係筋の話として伝えたところによると、トランプ米大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問(写真)が、ロシア疑惑に関する連邦捜査局(FBI)の捜査の対象となっている。20日撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)

米ワシントン・ポスト紙とNBCニュースが関係筋の話として伝えたところによると、トランプ米大統領の娘婿であるジャレッド・クシュナー大統領上級顧問が、ロシア疑惑に関する連邦捜査局(FBI)の捜査の対象となっている。

ワシントン・ポストは、クシュナー氏とロシアの大使やモスクワのバンカーとの接触についてFBIが捜査していると報じた。クシュナー氏は、捜査の重要人物とみなされていることが明らかになった唯一のホワイトハウス現当局者だという。

NBCニュースによると、クシュナー氏がFBIから記録などの情報提出を求められたかどうかは明らかになっていない。

ただ複数の米当局者はNBCに対し、クシュナー氏が捜査対象になったことは、同氏に犯罪の疑いがあったり、捜査担当者が訴追を検討しているという意味ではない、と述べた。

クシュナー氏の弁護人の1人は声明で、同氏が捜査に協力すると明らかにした。

FBI、複数の議会委員会、特別検察官は、ロシアによる2016年の米大統領選への介入疑惑やトランプ陣営とロシア当局者のつながりについて調べている。

FBIとホワイトハウスからのコメントは現時点では得られていない。



[ワシントン 25日 ロイター]


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