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感染症対策

米アマゾン、ニューヨーク市倉庫で噴霧消毒を試験 新型コロナウイルス感染巡る抗議で

2020年4月8日(水)12時15分

米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは、ロイターに対し、ニューヨーク市スタテン島にある物流倉庫で噴霧消毒の使用を試していることを明らかにした。写真は米ニューヨークのアマゾンの建物前で抗議をする人々。3月30日撮影(2020年 ロイター/Jeenah Moon)

米インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムは7日、ロイターに対し、ニューヨーク市スタテン島にある物流倉庫で噴霧消毒の使用を試していることを明らかにした。この倉庫では一部の従業員が新型コロナウイルス感染リスクを巡り抗議行動を起こしていた。

アマゾンは航空会社や病院などで利用されている噴霧消毒による施設の衛生強化を試していると説明した。同社は先週、欧米の拠点での従業員の体温チェックやマスク配布といった措置も発表していた。

同社は声明で「我々のコミュニティーに重要なサービスを提供しているわが社の従業員の健康と安全を支えるため、さらに予防的な措置を引き続き模索する」と述べた。

スタテン島の物流倉庫は、新型コロナ感染者がいる職場で勤務するリスクに目を向けさせるため、一部の従業員がストライキを行った複数の拠点の1つ。

アマゾンはまた、従業員に安全な距離を保つよう求めている。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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