ニュース速報
米政権の元法律顧問が公聴会欠席、モラー報告書巡る召喚状に応じず
2019年05月22日(水)02時26分
[ワシントン 21日 ロイター] - 米ホワイトハウス法律顧問を務めたドン・マクガーン氏は、トランプ大統領による司法妨害の疑いを調べる下院司法委員会が出した召喚状に応じず、証言が予定されていた21日の公聴会を欠席した。
トランプ大統領は前日、マクガーン氏対し、召喚状に応じないよう求めていた。
下院司法委員会のナドラー委員長(民主党)は「法廷で争うことになっても、下院司法委員会はマクガーン氏の証言を求める」とし、「大統領の側近であろうと、下院司法委員会から召喚状を受け取れば証言を行うことが求められる」と指摘。「マクガーン氏には証言を行う法的な義務がある。同氏が直ちに態度を改めない場合、召喚状の強制的な実施を求める以外の選択肢はない」と述べた。
ただ現時点で民主党がマクガーン氏に対し議会侮辱を問うかは不明。
司法省が前月に公表したモラー特別検察官の報告書によると、トランプ大統領はマクガーン氏に対し、2016年米大統領選へのロシア介入疑惑やトランプ陣営とロシアの共謀の疑惑を捜査していたモラー氏の解任を求めた。
今、あなたにオススメ
新着