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欧州市場サマリー(21日)
[21日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。英国のメイ首相が、欧州連合(EU)離脱を問う2度目の国民投票を実施するかどうかを議会に問う方針を表明したことでEU離脱の動向に左右されやすいとみなされている住宅建設銘柄が買われた。
米国が中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)への制裁措置の一部に猶予を与えると発表したことで、アジアへのエクスポージャーが高い銘柄が値を上げた。
投資家は何週間もの間、英国のEU離脱問題に関する進展を待ち望んでいた。メイ首相はこの日、「新提案」で2度目の国民投票の可能性を提示した。FTSE350種住宅建設株指数<.FTNMX3720>は1.19%上昇した。
米国のファーウェイに対する制裁の緩和を受け、金融大手HSBC
英銀大手のロイズ
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。米国が中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)への制裁措置の一部に猶予を与えると発表し、テクノロジー株に買い安心感が広がった。
STOXX欧州600種テクノロジー株指数<.SX8P>は1.59%上昇した。個別銘柄では半導体大手のインフィニオン・テクノロジーズ
通商政策に左右されやすいドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>は0.85%上昇した。
ノルウェーのアルミ大手ノルスク・ハイドロ
石油・ガス株指数<.SXEP>は0.95%上昇した。デンマークの風力発電機大手ベスタス
<ユーロ圏債券> 大半の国債利回りが安定し、数年ぶりの低水準を上回って推移した。経済成長や貿易摩擦を巡る不安が強まっていることから、投資家は債券売りになお消極的になっている。
米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感が再び意識され、利回りは先週大きく低下。その後は、欧州議会選という次のリスクイベントを控え、債券市場は安定している。
ドイツ10年債利回り
イタリア国債利回り
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.1156 1.1154
ドル/円 110.60 110.11
ユーロ/円 123.41 122.83
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 379.50 +2.04 +0.54 377.46 <.STOXX>
FTSEユーロファースト300種 1493.32 +7.81 +0.53 1485.51 <.FTEU3>
DJユーロSTOXX50種 3386.51 +16.73 +0.50 3369.78 <.STOXX50E>
FTSE100種 7328.92 +18.04 +0.25 7310.88 <.FTSE>
クセトラDAX 12143.47 +102.18 +0.85 12041.29 <.GDAXI>
CAC40種 5385.46 +26.87 +0.50 5358.59 <.FCHI>
<金現物> 午後 コード
値決め 1271.15 > <金利・債券> 米東部時間14時25分 *先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード 3カ月物ユーロ 100.32 0.00 100.32 独連邦債2年物 112.01 -0.03 112.04 独連邦債5年物 133.38 -0.10 133.48 独連邦債10年物 166.49 -0.30 166.79 独連邦債30年物 191.38 -1.20 192.58 *現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード 独連邦債2年物 -0.617 +0.020 -0.638 独連邦債5年物 -0.486 +0.018 -0.505 独連邦債10年物 -0.064 +0.023 -0.086 独連邦債30年物 0.593 +0.032 0.560