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中国人民銀行総裁、現在の金利水準は適切と認識=財新
2019年07月23日(火)19時55分
[北京 23日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は、中国の現在の金利水準は適切との認識を示した。また利下げについては、いかなる場合もデフレリスクへの対応を目的として実施されるとした。経済誌の財新が23日インタビューを報じた。
易総裁は「全般に中国の現在の金利水準は適切」と述べた。
「金利の引き下げは主にデフレリスクに対処することになるが、中国における物価変動は穏やかな状態だ」と述べた。具体的にどの金利のことを話しているかは、明らかにしなかった。
中国人民銀行は、基準金利を2015年10月以降、変更していない。
易総裁は、預金金利は今後も比較的長期にわたり維持されるが、貸出金利は市場金利との統一で段階的に廃止されるとの見通しを示した。
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