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仏製造業PMI速報値、3月は53.6に低下 ユーロ高が重し
2018年03月22日(木)18時03分
[パリ 22日 ロイター] - IHSマークイットが発表した3月のフランス製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は53.6と、2月の55.9から低下した。過去1年間で最も低い水準となった。
ユーロ高が製造業回復の足かせとなり始めていることが示された。
エコノミスト予想平均の55.5を下回った。ただ景況悪化と改善の分かれ目となる50は大幅に上回った。
サービス部門PMI速報値は56.8と、2月の57.4から低下した。製造業より小幅な低下となったものの、エコノミスト予想平均(57.0)を若干下回った。
サービス部門と製造部門を含めた総合PMI速報値は56.2と、予想(57.0)を下回った。2月の57.3から低下し、7カ月ぶり低水準となった。
IHSマークイットのエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏はロイターに対し「輸出貿易が重しとなっているようだ」と述べ、サービス部門の見通しはより明るいとの見方を示した。
ユーロは過去1年間でドルに対してほぼ15%上昇している。
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