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仏アルストム、加ボンバルディア鉄道事業買収で合意 最大67億ドル
2月17日、仏鉄道車両大手アルストムは、カナダのボンバルディアの鉄道事業を買収する可能性について協議を進めていることを確認した。写真はフランスのセメアックで昨年2月撮影(2020年 ロイター/Regis Duvignau)
[パリ 17日 ロイター] - 仏鉄道車両大手アルストム
買収は、株式と現金で行う。
アルストムは昨年、独シーメンス
アルストムとボンバルディアの合意によって、統合される鉄道事業の売上高の合計は170億ユーロ。フランスの労組関係筋によると、アルストムは欧州の鉄道車両市場で40━60%のシェアを得て、シーメンスの10━20%を大きく上回ることになる。
しかし、一部のアナリストは、アルストムとボンバルディアの高速鉄道車両および信号機の市場シェアの合計はより低いため、競争当局はそれほど問題視しないとみている。
関係筋によると、両社は既に非公式に欧州連合(EU)の競争当局に打診している。
欧州委がアルストムとシーメンスの鉄道事業統合計画を阻止したことを批判していたフランス政府は、今回の買収案を歓迎している。
アルストムとボンバルディアは、2021年上半期に買収が完了するとの見通しを示している。両社の合意には破談になった場合の違約金7500万ユーロが含まれている。
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