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ユーロ、約3年ぶり安値 景気鈍化に懸念=欧州市場
欧州外為市場では、ユーロが約3年ぶりの安値に下落。中国の新型コロナウイルス対策を受け市場に落ち着きが見られ、人民元や豪ドルを支援する一方、ユーロ圏の低成長が懸念された。2017年3月撮影(2020年 ロイター/KAI PFAFFENBACH)
[ロンドン 17日 ロイター] - 欧州外為市場では、ユーロが約3年ぶりの安値に下落。中国の新型コロナウイルス対策を受け市場に落ち着きが見られ、人民元や豪ドルを支援する一方、ユーロ圏の低成長が懸念された。
この日は主要な経済指標の発表がなかったが、市場ではドイツ欧州経済センター(ZEW)が18日に発表する景気期待指数、21日の購買担当者景気指数に注目している。
先週の指標では特にドイツ経済の低迷がみられ、INGのアナリストは「ユーロ/ドルは今後数日間、今の下降トレンドが継続するとみている」と指摘。また、今週の指標はこのところのさえないデータと同じような内容になるとみられ、新型ウイルスの巡るユーロ圏経済への懸念も残ると述べた。
午後の取引でユーロ
17日は米市場がプレジデンツデーの祝日で休場。
円は対ドル
ドル指数<.DXY>は99.145。一時は昨年10月以来の水準となる99.180まで上昇した。
中国の新型ウイルスの死者が前日から減少したことを受け、豪ドル
オフショア人民元
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.0835 1.0839
ドル/円 109.91 109.86
ユーロ/円 119.12 119.08