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午後3時のドルは104円前半、一時1週間ぶり高値

2020年11月24日(火)15時49分

 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の104円前半。株高などを背景に1週間ぶり高値をつける場面もあったが、上昇基調は続かなかった。写真は米ドル紙幣、5月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[東京 24日 ロイター] -

ドル/円  ユーロ/ドル  ユーロ/円

午後3時現在 104.35/37 1.1850/54 123.68/72

午前9時現在 104.52/54 1.1839/43 123.77/81

NY午後5時 104.54/57 1.1840/42 123.76/80

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の104円前半。株高などを背景に1週間ぶり高値をつける場面もあったが、上昇基調は続かなかった。

午前のドルは買いが先行。アジア株高や3連休明けに伴う国内実需の買い、前日から続くドルのショートカバーなどで104.64円まで上昇し、16日以来の高値をつけた。

きょうの話題は日経平均株価。前週末比2%超上昇し、1991年5月以来のバブル後高値を更新した。NTTの公開買付(TOB)で上場廃止となるNTTドコモ株の決済がきょうから始まるため「資金を手にした海外勢が日本株を買い入れている」(トレーダー)との思惑が広がり、外為市場では円売り圧力につながったという。

また、米国の感謝祭の週は過去10年間で9回、ドル高が進んだという「感謝祭週のドル高アノマリー」も話題となった。

「感謝祭週にドル高になる理論的な根拠はないが、強いて言えば、同週を挟んで年末商戦での消費の好調さを示唆する見通しが伝わり、いったんドルのショートカバーが促されやすい」(外為アナリスト)ことがあるという。

(為替マーケットチーム)

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