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米ロブロックス、通期業績見通しを下方修正 株価急落

2024年05月10日(金)10時15分

オンラインゲームの制作・共有プラットフォームを運営する米ロブロックスは9日、今年通期の業績見通しを下方修正した。写真は、2021年3月10日にNY証取の正面に掲げられた同社のロゴ。(2024年 ロイター/Brendan McDermid)

Zaheer Kachwala

[9日 ロイター] - オンラインゲームの制作・共有プラットフォームを運営する米ロブロックスは9日、今年通期の業績見通しを下方修正した。これによって同社株は20%超下落して9日の取引を終えた。

不確実な経済見通しと高インフレの中、ロブロックスのプラットフォーム内での支出を人々が削減している状況がうかがえた。

ロブロックスは売上高の先行指標となるブッキングの通期見通しを従来の41億4000万─42億8000万ドルから40億─41億ドルに引き下げた。第2・四半期のブッキング見通しも、LSEGが集計した市場予想を下回った。

同社のマイケル・ガスリー最高財務責任者(CFO)はロイターのインタビューで第2・四半期の業績について、同社プラットフォームの高い利用者数が見込まれる復活祭休暇が昨年は第2・四半期だったが今年は第1・四半期だったため、慎重な見通しを示したと説明した。

だが今年第1・四半期のブッキングは復活祭の押し上げ効果があったにもかかわらず、前年同期比19%増と過去1年余りで最も低い伸びにとどまった。

1日当たりのアクティブユーザー数は平均で17%増の7770万人となり、2021年の上場以降で最低の伸びだった。

ロイター
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