ニュース速報

ワールド

ブティジェッジ氏、激戦アイオワ州で支持率首位 民主指名争い=調査

2019年11月13日(水)05時31分

米モンマス大が実施した最新の世論調査によると、2020年米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いで、インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長が激戦州とされるアイオワ州で支持率トップに浮上した。 ニューハンプシャー州コンコードで10月撮影(2019年 ロイター/ELIZABETH FRANTZ)

[ワシントン 12日 ロイター] - 2020年米大統領選に向けた野党・民主党の候補指名争いで、インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ市長(37)が激戦州とされるアイオワ州で支持率トップに浮上したことが、米モンマス大が実施した最新の世論調査から12日明らかになった。

アイオワ州では来年2月3日、民主党の候補者を選出する予備選の初戦となる党員集会が開かれる。調査は7─11日、同党大会に参加する公算の大きい451人を対象に実施された。

調査によると、ブティジェッジ氏の支持率は14%ポイント上昇の約22%と、ほぼすべての有権者層で支持を伸ばし、8月の調査でトップだったジョー・バイデン前副大統領を抜き首位に立った。

バイデン氏の支持率は7ポイント低下の19%、エリザベス・ウォーレン上院議員も2ポイント低下の18%。バーニー・サンダース上院議員は5ポイント上昇の13%だった。

しかし、候補指名を確実に決めているとの回答は10人中3人以下にとどまっており、指名争いを巡る状況はなお流動的だ。回答者の16%が考えを変える「可能性が高い」、37%が「可能性が幾分ある」としている。

また、2、3人目の候補者を選ぶ質問では、ブティジェッジ氏の支持者は、第2希望にウォーレン氏(21%)、第3希望にバイデン氏(20%)を選択。バイデン氏の支持者は第2希望にブティジェッジ氏(22%)、第3希望にウォーレン氏(20%)。ウォーレン氏の支持者は第2希望にサンダース氏(31%)、第3希望にブティジェッジ氏(26%)となった。

第1、2希望を合わせたベースではブティジェッジ氏の支持率は37%で首位。次いでウォーレン氏が35%だった。

ロイター
Copyright (C) 2019 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

午後3時のドルは一時156.21円、34年ぶり高値

ビジネス

日経平均は反発、日銀現状維持で一段高 連休前に伸び

ビジネス

ANAHD、今期営業益予想18%減 コロナ支援策の

ビジネス

村田製、発行済み株式の2.33%・800億円を上限
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 5

    未婚中高年男性の死亡率は、既婚男性の2.8倍も高い

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 10

    心を穏やかに保つ禅の教え 「世界が尊敬する日本人100…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「誹謗中傷のビジネス化」に歯止めをかけた、北村紗…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 5

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこ…

  • 8

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 9

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 10

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中