Newsweek

保坂修司

イスラーム世界の現在形

イスラエル人女優が「クレオパトラ」役、でもホワイトウォッシングとは言えない?

2020年11月05日(木)18時50分
    イスラエル人女優が「クレオパトラ」役、でもホワイトウォッシングとは言えない?

    世界3位の稼ぐ女優、イスラエル生まれのガル・ガドット Danny Moloshok-REUTERS

    <1963年『クレオパトラ』の主演はエリザベス・テイラーで、白人のユダヤ教徒、シオニストだった。ガル・ガドットを主演に新たなクレオパトラ映画の製作が発表され、批判も出ているが、話はそう単純ではない>

    米国のパラマウント・ピクチャーズがクレオパトラの映画を撮るらしい。クレオパトラの映画といえば、1963年に20世紀フォックスがエリザベス・テイラーを主演に制作した超大作『クレオパトラ』を思い出す人も多いだろう。

    プロフィール

    プロフィール

    保坂修司

    日本エネルギー経済研究所理事・中東研究センター長。
    慶應義塾大学大学院修士課程修了(東洋史専攻)。在クウェート日本大使館・在サウジアラビア日本大使館専門調査員、中東調査会研究員、近畿大学教授等を経て、現職。早稲田大学客員教授を兼任。専門はペルシア湾岸地域近現代史、中東メディア論。主な著書に『乞食とイスラーム』(筑摩書房)、『新版 オサマ・ビンラディンの生涯と聖戦』(朝日新聞出版)、『イラク戦争と変貌する中東世界』『サイバー・イスラーム――越境する公共圏』(いずれも山川出版社)、『サウジアラビア――変わりゆく石油王国』『ジハード主義――アルカイダからイスラーム国へ』(いずれも岩波書店)など。

    本誌紹介

    特集:トランプは終わらない

    本誌 最新号

    特集:トランプは終わらない

    全世界があきれる米議会占拠事件をあおったトランプがこれからも影響力を失わない理由

    2021年1月19日号  1/13発売

    人気ランキング

    • 1

      七五三にしか見えない日本の成人式を嘆く

    • 2

      入院できないコロナ自宅療養者が急増 重症化を察知するパルスオキシメーターは必須アイテムだ

    • 3

      菅首相、1分に1回以上口にする「ある口癖」 言葉が心に届かず不安にさせる理由とは

    • 4

      暴君・始皇帝を賛美する中国ドラマ──独裁国家を待ち…

    • 5

      英首相ジョンソン、和歌山沖定置網のクジラ捕獲に懸…

    • 6

      新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」…

    • 7

      「#ジョンインちゃん、ごめんね」 養父母による虐待死…

    • 8

      メルケル独首相が、ツイッターのトランプアカウント…

    • 9

      窮地の文在寅に金正恩から「反日同盟」の危険な誘惑

    • 10

      「現代版スターリン主義者」習近平が踏み出した相互…

    • 1

      新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」分けるカギは?

    • 2

      マジックマッシュルームを静脈注射した男性が多臓器不全、血液中でキノコが育っていた

    • 3

      ビットコイン暴落、投資家は「全てを失う覚悟を」(英規制当局)

    • 4

      無邪気だったアメリカ人はトランプの暴挙を予想でき…

    • 5

      「生意気な青二才」「お前が言うな」批判も浴びた金…

    • 6

      トランプのSNSアカウント停止に、アメリカ国内で異論…

    • 7

      七五三にしか見えない日本の成人式を嘆く

    • 8

      「再選を阻止せよ」浜田宏一・安倍政権元内閣参与が…

    • 9

      議会乱入の暴徒が叫んでいた「ハング・ペンス(ペン…

    • 10

      米議事堂乱入に中国は「狂喜」するが......信じたい…

    • 1

      「小さな幽霊」不法出稼ぎタイ人、韓国で数百人が死亡 

    • 2

      新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」分けるカギは?

    • 3

      脳に侵入する「殺人アメーバ」が地球温暖化により北上しているおそれ

    • 4

      マジックマッシュルームを静脈注射した男性が多臓器…

    • 5

      世界で「嫌われる国」中国が好きな国、嫌いな国は?

    • 6

      ビットコイン暴落、投資家は「全てを失う覚悟を」(…

    • 7

      台湾最新のステルス哨戒艦、中国は「ヘリ1機で沈没さ…

    • 8

      北極の成層圏突然昇温により寒波襲来のおそれ......2…

    • 9

      無邪気だったアメリカ人はトランプの暴挙を予想でき…

    • 10

      米政権交代で「慰安婦合意」の再来を恐れる韓国

    もっと見る

    Picture Power

    レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

    【写真特集】埋もれゆくシベリア「骨の道」の記憶