Newsweek

今井佐緒里(フランス在住ライター)

パリの欧州・EU特派員

クリスマスに急転直下、漁業問題も先送りのブレグジット合意の危うさ

2020年12月25日(金)19時00分
    クリスマスに急転直下、漁業問題も先送りのブレグジット合意の危うさ

    英ジョンソン首相の作戦勝ちか?(2020年12月24日) Paul Grover /Pool via REUTERS

    <どさくさ紛れの感もある合意には、一般市民や産業への恩恵が具体的に見えず、そもそも大市場のEUがなぜイギリスに譲歩しなければならなったのかという疑念も漂う。それがEUに対する疲労感や拒否感につながっていくリスクもある>

    欧州連合(EU)と英国の間に合意がなされた。

    英国では、合意の中身より、ジョンソン首相の宣伝効果が功を奏している。

    プロフィール

    プロフィール

    今井佐緒里(フランス在住ライター)

    欧州研究者・物書き・編集者。ソルボンヌ大学(Paris 3)大学院・ヨーロッパ研究学院に在籍。日本EU学会、日仏政治学会会員。追求するテーマは異文明の出合い、EUが変えていく世界観。社会・文化・国際関係などを中心に執筆。編著に「ニッポンの評判 世界17カ国最新レポート」(新潮社)、欧州の章編著に「世界が感嘆する日本人~海外メディアが報じた大震災後のニッポン」「世界で広がる脱原発」(宝島社)、連載「マリアンヌ時評」(フランス・ニュースダイジェスト)等。フランス政府組織で通訳。早稲田大学卒業。日本では出版社で編集者として勤務。 仏英語翻訳もしています。ご連絡 saorit2010あっとhotmail.fr

    注目のキーワード

    注目のキーワード

    ニューストピックス

    本誌紹介

    特集:トランプは終わらない

    本誌 最新号

    特集:トランプは終わらない

    全世界があきれる米議会占拠事件をあおったトランプがこれからも影響力を失わない理由

    2021年1月19日号  1/13発売

    人気ランキング

    • 1

      マジックマッシュルームを静脈注射した男性が多臓器不全、血液中でキノコが育っていた

    • 2

      新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」分けるカギは?

    • 3

      トランプのSNSアカウント停止に、アメリカ国内で異論が出ない理由

    • 4

      「再選を阻止せよ」浜田宏一・安倍政権元内閣参与が…

    • 5

      「#ジョンインちゃん、ごめんね」 養父母による虐待死…

    • 6

      ポーランドで過去を偽り聖職者となった青年の実話に…

    • 7

      メルケル独首相が、ツイッターのトランプアカウント…

    • 8

      「夫の死を無駄にしないで」ワクチン接種後、自己免…

    • 9

      新型コロナが重症化してしまう人に不足していた「ビタ…

    • 10

      火星までの移動日数を半分に 原子力推進技術でイギ…

    • 1

      マジックマッシュルームを静脈注射した男性が多臓器不全、血液中でキノコが育っていた

    • 2

      世界で「嫌われる国」中国が好きな国、嫌いな国は?

    • 3

      ビットコイン暴落、投資家は「全てを失う覚悟を」(英規制当局)

    • 4

      新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」…

    • 5

      無邪気だったアメリカ人はトランプの暴挙を予想でき…

    • 6

      「生意気な青二才」「お前が言うな」批判も浴びた金…

    • 7

      トランプのSNSアカウント停止に、アメリカ国内で異論…

    • 8

      上院も制したアメリカの民主党。それでも「ブルーウ…

    • 9

      議会乱入の暴徒が叫んでいた「ハング・ペンス(ペン…

    • 10

      米議事堂乱入に中国は「狂喜」するが......信じたい…

    • 1

      「小さな幽霊」不法出稼ぎタイ人、韓国で数百人が死亡 

    • 2

      脳に侵入する「殺人アメーバ」が地球温暖化により北上しているおそれ

    • 3

      マジックマッシュルームを静脈注射した男性が多臓器不全、血液中でキノコが育っていた

    • 4

      世界で「嫌われる国」中国が好きな国、嫌いな国は?

    • 5

      ビットコイン暴落、投資家は「全てを失う覚悟を」(…

    • 6

      新型コロナ感染で「軽症で済む人」「重症化する人」…

    • 7

      台湾最新のステルス哨戒艦、中国は「ヘリ1機で沈没さ…

    • 8

      北極の成層圏突然昇温により寒波襲来のおそれ......2…

    • 9

      中国を封じ込める「海の長城」構築が始まった

    • 10

      米政権交代で「慰安婦合意」の再来を恐れる韓国

    もっと見る

    Picture Power

    レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

    【写真特集】オランダに迫る海面上昇のタイムリミット