Newsweek

六辻彰二

塗り替わる世界秩序

アルジェリア大統領失脚──体制打倒を求める抗議デモとアメリカの微妙な立場

2019年04月08日(月)12時34分
    アルジェリア大統領失脚──体制打倒を求める抗議デモとアメリカの微妙な立場

    独裁的なブーテフリカ大統領を辞任に追い込んだ後も、政府の支配構造一掃を求めてデモを続ける若者たち(4月5日、アルジェリアの首都アルジェ)


    ・アルジェリアのブーテフリカ大統領は4月4日、抗議デモの高まりによって辞任を余儀なくされた

    ・しかし、ブーテフリカ失脚はこれまで「独裁者」を支えていた軍が彼を見限ったもので、これで幕引きすることは支配層がそのまま居残ることを意味する

    プロフィール

    プロフィール

    六辻彰二

    筆者は、国際政治学者。博士(国際関係)。1972年大阪府出身。アフリカを中心にグローバルな政治現象を幅広く研究。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、日本大学などで教鞭をとる。著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、『世界の独裁者 現代最凶の20人』(幻冬舎)、『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)、共著に『グローバリゼーションの危機管理論』(芦書房)、『地球型社会の危機』(芦書房)、『国家のゆくえ』(芦書房)など。新著『日本の「水」が危ない』も近日発売

    注目のキーワード

    注目のキーワード

    ニューストピックス

    本誌紹介

    特集:世界を操る政策集団 シンクタンク大研究

    本誌 最新号

    特集:世界を操る政策集団 シンクタンク大研究

    政治・経済を動かすブレーンか「頭でっかちのお飾り」か、民間政策集団の機能と実力を徹底検証

    2019年11月19日号  11/12発売

    人気ランキング

      • 1

        GSOMIA失効と韓国の「右往左往」

      • 2

        ペットに共食いさせても懲りない飼い主──凄惨な退去後の現場 

      • 3

        アメリカが繰り返し「ウソ」を指摘......文在寅直轄「国家安保室」の暴走

      • 4

        文在寅政権の破滅を呼ぶ「憲法違反」疑惑──北朝鮮の…

      • 5

        香港デモ隊と警察がもう暴力を止められない理由

      • 6

        「安い国」になった日本の現実は、日本人にとって幸…

      • 7

        中国は「祝賀御列の儀」をどう報道したか?

      • 8

        ヤクルトが韓国で最も成功した日本ブランドになった…

      • 9

        香港の若者が一歩も退かない本当の理由

      • 10

        「アイル・ビー・バック」のせりふと共にターミネー…

      • 1

        マクドナルドのハロウィン飾りに私刑のモチーフ?

      • 2

        「アメリカは韓国の味方をしない」日韓対立で米高官が圧迫

      • 3

        韓国は、日本の対韓感情が大きく悪化したことをわかっていない

      • 4

        意識がある? 培養された「ミニ脳」はすでに倫理の…

      • 5

        GSOMIA失効と韓国の「右往左往」

      • 6

        インドネシア、巨大ヘビから妻救出した夫、ブタ丸呑み…

      • 7

        「武蔵小杉ざまあ」「ホームレス受け入れ拒否」に見る深…

      • 8

        中国人女性と日本人の初老男性はホテルの客室階に消…

      • 9

        ペットに共食いさせても懲りない飼い主──凄惨な退去…

      • 10

        アメリカが繰り返し「ウソ」を指摘......文在寅直轄…

      もっと見る

      Picture Power

      レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

      【写真特集】不世出のスター写真家リチャード・アヴェドンを見つめ続けた16年