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六辻彰二

塗り替わる世界秩序

台湾総統選挙にみる一国二制度の歴史的矛盾――帝国の作法、国家の思想

2020年01月14日(火)13時48分
    台湾総統選挙にみる一国二制度の歴史的矛盾――帝国の作法、国家の思想

    台湾総統選挙で勝利し支持者に応える蔡英文氏(台北、2020年1月11日) Tyrone Siu-REUTERS


    ・中国の一国二制度は形式的には地域の独自性を認めながら一体性を目指すもので、歴代王朝の皇帝が備えていた帝国の作法に沿っている

    ・しかし、中国政府は実際には「一つの国家、一つの国民」という近代国家の思想に傾き、地域の独自性より統一性を優先させようとする

    プロフィール

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    六辻彰二

    筆者は、国際政治学者。博士(国際関係)。1972年大阪府出身。アフリカを中心にグローバルな政治現象を幅広く研究。横浜市立大学、明治学院大学、拓殖大学、日本大学などで教鞭をとる。著書に『イスラム 敵の論理 味方の理由』(さくら舎)、『世界の独裁者 現代最凶の20人』(幻冬舎)、『21世紀の中東・アフリカ世界』(芦書房)、共著に『グローバリゼーションの危機管理論』(芦書房)、『地球型社会の危機』(芦書房)、『国家のゆくえ』(芦書房)など。新著『日本の「水」が危ない』も近日発売

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