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小幡 績

転機の日本経済

東芝 車谷社長の何が悪いのか?

2021年04月15日(木)13時37分
    東芝の車谷社長

    以前在籍したCVCから4月7日に買収提案があり、14日に辞任した車谷社長 REUTERS/Issei Kato

    <「物言う株主」との確執だとか、以前在籍したCVCから買収提案があったというのは、問題ではない。では車谷暢昭社長はなぜ辞任したのか>

    不明だ。

    以前在籍したCVCから買収提案があったとのことだが、これ自体は不正でもなんでもない。これを自己利害のために優遇し、東芝の企業価値を毀損することがあれば、もちろん大問題だが、むしろ高値で買収してくれるというのは、一つの選択肢であり、この時点では何も悪くない。

    プロフィール

    プロフィール

    小幡 績

    1967年千葉県生まれ。
    1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現財務省)入省。1999大蔵省退職。2001年ハーバード大学で経済学博士(Ph.D.)を取得。帰国後、一橋経済研究所専任講師を経て、2003年より慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應ビジネススクール)准教授。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。新著に『アフターバブル: 近代資本主義は延命できるか』。他に『成長戦略のまやかし』『円高・デフレが日本経済を救う』など。

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