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冷泉彰彦

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

戦争による膨大な死の記憶とどう向き合ったらいいか、8月15日に考える

2019年08月15日(木)17時30分
    戦争による膨大な死の記憶とどう向き合ったらいいか、8月15日に考える

    8月15日が終戦の日となったことで、この日に膨大な戦没者への思いが重なることになった Kim Kyung-Hoon-REUTERS

    <日本国内では戦争の犠牲をめぐる対立があるが、それが極端に強まれば将来の不安要素になりかねない>

    8月15日には、どうしても重苦しい思いがしてしまいます。何よりも、膨大な死の記憶が蘇る日だからです。この8月15日をもって「終戦記念日」とするのは、実は世界的に見ると一般的ではありません。国際社会としては9月2日に東京湾内船上で終戦協定に署名がされた日が法的な終戦であり、「VJ(日本への勝利)デー」とされます。

    プロフィール

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    冷泉彰彦

    (れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

    最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

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