Newsweek

風刺画で読み解く中国の現実

Superpower Satire (CHINA)

中国美人女優の脱税摘発、政府の狙いは「一石十鳥」

2018年10月25日(木)17時50分
    中国美人女優の脱税摘発、政府の狙いは「一石十鳥」

    Killing Many Birds with One Stone (c)2018 REBEL PEPPER/WANG LIMING FOR NEWSWEEK JAPAN

    <国際的な美人女優ファン・ビンビンが消息不明になった事件の真相は、中国政府による巨額脱税の摘発――狙いは「見せしめ」だ>

    ずっと消息不明だった中国の美人女優ファン・ビンビン(笵氷氷)は先日、脱税に対する8億8300万元(141億円)の罰金・追徴課税のニュース、そして一通の謝罪文と共に中国メディアに再登場した。

    プロフィール

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    ラージャオ(中国人風刺漫画家)/唐辛子(コラムニスト)

    <辣椒(ラージャオ、王立銘)>
    風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

    <唐辛子、タン・シンツ>
    作家・コラムニスト。中国湖南省長沙市生まれ。大型ホテルで総経理を務めたのち、98年から日本に定住。中国語雑誌の編集などを経て、日本に暮らす中国人女性の視点で日本の生活や教育、文化を批評・紹介している。

    <このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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