Newsweek

風刺画で読み解く中国の現実

Superpower Satire (CHINA)

日本の警察から「DV」を学んだ中国人

2018年12月26日(水)18時00分
    日本の警察から「DV」を学んだ中国人

    No Country for Women (c)2018 REBEL PEPPER/WANG LIMING FOR NEWSWEEK JAPAN

    <多くの伝統文化を失った中国だが、なぜか1000年前から続く「家庭内のいざこざは外に漏らすな」という古臭い考えはいまも残っている>

    「交際相手に暴力を振るうと、本当に逮捕されて法的責任を追及されるんだ!」。11月、中国の俳優・蒋勁夫(ジアン・ジンフー)が交際相手の日本人女性に対するドメスティックバイオレンス(DV)で日本警察に逮捕されたニュースが流れたとき、中国人は啞然とした。

    プロフィール

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    ラージャオ(中国人風刺漫画家)/唐辛子(コラムニスト)

    <辣椒(ラージャオ、王立銘)>
    風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

    <唐辛子、タン・シンツ>
    作家・コラムニスト。中国湖南省長沙市生まれ。大型ホテルで総経理を務めたのち、98年から日本に定住。中国語雑誌の編集などを経て、日本に暮らす中国人女性の視点で日本の生活や教育、文化を批評・紹介している。

    <このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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