Newsweek

風刺画で読み解く中国の現実

Superpower Satire (CHINA)

中国ネットユーザーの若者に広がる「江沢民ブーム」の謎

2019年03月15日(金)18時30分
    中国ネットユーザーの若者に広がる「江沢民ブーム」の謎

    Too Young, Too Simple! / (c) 2019 REBEL PEPPER/WANG LIMING FOR NEWSWEEK JAPAN

    <習近平時代に入って言論の自由が制限される一方だと感じる人々は、江沢民時代を何となく懐かしく感じている>

    近年、中国のSNS上で「膜蛤(モーハー)文化」がはやっている。「膜」は崇拝の意味で、「蛤」はカエル。膜蛤文化とは、黒い眼鏡を掛けカエルとよく似た江沢民(チアン・ツォーミン)元国家主席を崇拝する意味を含むまねや揶揄を指している。略称は「膜蛤」だ。

    プロフィール

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    ラージャオ(中国人風刺漫画家)/唐辛子(コラムニスト)

    <辣椒(ラージャオ、王立銘)>
    風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

    <唐辛子、タン・シンツ>
    作家・コラムニスト。中国湖南省長沙市生まれ。大型ホテルで総経理を務めたのち、98年から日本に定住。中国語雑誌の編集などを経て、日本に暮らす中国人女性の視点で日本の生活や教育、文化を批評・紹介している。

    <このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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