Newsweek

風刺画で読み解く中国の現実

Superpower Satire (CHINA)

中国ではSF大作の成功も共産党のお陰

2019年03月01日(金)18時50分
    中国ではSF大作の成功も共産党のお陰

    "Wandering" Chinese Movies / (c) 2019 REBEL PEPPER/WANG LIMING FOR NEWSWEEK JAPAN

    <「党国一体化」の中国において、全ての成功は党の指導の成功となる>

    今年の旧正月は80後(80年代生まれ)映画監督・郭帆(グオ・ファン)にとって一生忘れられないだろう。彼が監督したSF映画『流浪地球(さまよう地球)』は、興行成績が40億元(660 億円)を突破。その人気ぶりから、56億元(924億円)で現在トップの愛国映画『戦狼2』を超え、中国史上最高になる可能性がある。

    プロフィール

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    ラージャオ(中国人風刺漫画家)/トウガラシ(コラムニスト)

    <辣椒(ラージャオ、王立銘)>
    風刺マンガ家。1973年、下放政策で上海から新疆ウイグル自治区に送られた両親の下に生まれた。文革終了後に上海に戻り、進学してデザインを学ぶ。09年からネットで辛辣な風刺マンガを発表して大人気に。14年8月、妻とともに商用で日本を訪れていたところ共産党機関紙系メディアの批判が始まり、身の危険を感じて帰国を断念。以後、日本で事実上の亡命生活を送った。17年5月にアメリカに移住。

    <トウガラシ>
    中国出身、作家、コラムニスト。ホテル管理、国際貿易などの仕事を務めたのち、98年に日本に定住。中国語雑誌の編集などを経て、個人的な視点で日本の生活や教育、文化を批判、紹介している。

    <このコラムの過去の記事一覧はこちら>

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