Newsweek

テクノロジー

軍用ドローンで世界はどうなる 〈無人化〉時代の倫理に向けて

2018年10月10日(水)18時15分
渡名喜 庸哲

    クルド独立派武装勢力PKKの女性兵士が敵を偵察してきたドローンの着陸を待ち構えている。今や紛争地帯でドローンが行き交うのは日常的な光景となりつつある。 Asmaa Waguih-REUTERS


    2010年以降、急速に普及し始めた小型無人飛行機─ドローン。従来の物理的な制約に縛られない能力は、"空の産業革命"とも呼ばれるが、一方でドローンは我われの目に触れないところで、テロリストを監視し、遠く離れた紛争地帯で敵を抹殺する最強の兵器としても使われている。こういうドローンという多義的な存在をフランスの気鋭哲学者グレゴワール・シャマユーが倫理、哲学の視点から論じたのが「ドローンの哲学――遠隔テクノロジーと〈無人化〉する戦争」(明石書店)。訳者の渡名喜 庸哲氏の解説から、ドローンを巡る倫理問題をさぐる。

    注目のキーワード

    注目のキーワード

    ニューストピックス

    本誌紹介

    特集:「儲かるエコ」の新潮流 サーキュラー・エコノミー

    本誌 最新号

    特集:「儲かるエコ」の新潮流 サーキュラー・エコノミー

    単なるリサイクルでなく目指すのはあくまで儲かるビジネス── 地球と経済を救う革新概念「サーキュラー・エコノミー」とは

    2018年10月16日号  10/10発売

    人気ランキング

    • 1

      「ありえないほどかわいい」羊に世界中から引き合い殺到

    • 2

      ノーベル平和賞のヤジディ教徒の女性が、ISISの「性奴隷」にされた地獄の日々

    • 3

      「深圳すごい、日本負けた」の嘘──中国の日本人経営者が語る

    • 4

      スウェーデン中国人観光客「差別事件」で、中国が支…

    • 5

      米中通貨戦争へカウントダウン開始

    • 6

      日本の空港スタッフのショッキングな動画が拡散

    • 7

      ドイツだけで毎年4500万羽のひよこが殺される

    • 8

      小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の…

    • 9

      ハーバードの「キャリア相談室」で涙を流すエリート…

    • 10

      「売春島」三重県にあった日本最後の「桃源郷」はい…

    • 1

      日本の空港スタッフのショッキングな動画が拡散

    • 2

      ボイジャー2号がいよいよ太陽系から離脱しインターステラーへ

    • 3

      「売春島」三重県にあった日本最後の「桃源郷」はいま......

    • 4

      「ありえないほどかわいい」羊に世界中から引き合い…

    • 5

      小説『ロリータ』のモデルとなった、実在した少女の…

    • 6

      「深圳すごい、日本負けた」の嘘──中国の日本人経営…

    • 7

      ノーベル平和賞のヤジディ教徒の女性が、ISISの「性…

    • 8

      スウェーデン中国人観光客「差別事件」で、中国が支…

    • 9

      おどろおどろしい溶岩の世界!?木星の北極の正体が…

    • 10

      世界一スキャンダラスな絵画、謎に包まれた「女性器…

    • 1

      「売春島」三重県にあった日本最後の「桃源郷」はいま......

    • 2

      「まぶた失い眠れない」 イギリスで急増する硫酸襲撃の恐怖

    • 3

      日本の空港スタッフのショッキングな動画が拡散

    • 4

      「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

    • 5

      中国、火鍋からネズミの死骸が出て株価暴落、損失1.9…

    • 6

      SNSのイタイ「セクシー自撮り」に隠された本音 他に…

    • 7

      アルコールとがんの関係が明らかに DNAを損傷、二度…

    • 8

      ペンギンの同性カップル、両親からひなを誘拐

    • 9

      現代だからこそ! 5歳で迷子になった女性が13年経て…

    • 10

      ソメイヨシノ韓国起源説に終止符? 日本文化の起源…

    もっと見る

    Picture Power

    レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい