最新記事

生活習慣

「どうにかなる」と言う人はお金持ちになれない

2017年3月7日(火)11時11分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

 あなたのまわりで、金銭トラブルを起こした人って、明るい性格の人が多くありません? 人づきあいがよくて、前向きな感じで。おそらくその人の明るさを支えていたのは「どうにかなる」という言葉だったのでしょう。

「どうにかなる」と思う人をますますダメにするのが、キャッシング。特にリボ払い。私も、個人の借金が500万円近くになったときに利用しましたが、最初は本当に便利です。借りるのも簡単だし、リボ払いにすれば月々1万円といった感じで、精神的プレッシャーもあまり感じません。

 でも、このカードによるキャッシングで「どうにかなる」と思っていたら、ある日来るんです。カードをいつものように入れてキャッシング。すると、「これ以上借りられない」との知らせが。あわてて、別のカードでキャッシング。もうこうなったら、よほどのことでもしない限り返せないでしょう。

「どうにかなる」の積み重ねの結果はとても恐ろしいことになります。

 では、お金持ちになる人はどのように考えるのでしょう。

 たとえば、生活費が足りなくなりそうなときに、飲みに誘われたとします。断っていい、いつでも飲める相手なら断る。有意義でこの機会は飲みに行くべきだとしたら、飲みに行くが、その他の生活費を給料日まで思いっきり削るなどの努力をして、無駄な借金を可能な限り避けます。友人に借りたとしてもすぐに返済。翌月には通常の家計に戻します。

 そこにある言葉は「どうにかなる」ではなく「どうにかする」です。「な」と「す」、たった一文字の違いですが、そこには大きな違いがあり、その後の行動に違いを生むのです。

 どうにかなる → 金銭のことを他に任せる → 貧乏の坂を転げる

 どうにかする → 金銭のことは自分で解決 → 金持ちのステップを上がる

 お金のことに関しては、この「どうにかする」気持ちが大切です。人生、誰もが大きなこと、小さなこと、必ずお金に関するトラブルやピンチに見舞われます。そのときに、自分で解決する道を考える「どうにかする」という気持ちが運を切り開きます。「どうにかする」という行動の先にこそピンチのときに「どうにかなる」という形で、神様が助けてくれるのです。

 最初から、「どうにかなる」とお金を気軽に借りる人には、神様は降りてきません。本当に「どうにもならなくなる」のは目に見えています。

 私も、お金を安易に借りて「どうにかなる」と解決を先延ばしにしていたときは、言葉では「どうにかなる」と言いながらも、心の中は不安でいっぱいでした。でも、これ以上借金できなくなって、「どうにかする。自分が解決する」と決めたときから、自分の運命は良くなってきました。「どうにかなる」で増えた借金を「どうにかする」で返済し、お金が入るシステムを手に入れることができたのです。


「どうにかなる」ではどうにもならない。お金は「どうにかする」で寄ってきます

※第5回:家族との「仲」より「距離」を大切にする人が幸せになれる


『貧乏は必ず治る。』
 桜川真一 著
 CCCメディアハウス


今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

米4月雇用17.5万人増、予想以上に鈍化 失業率3

ビジネス

米雇用なお堅調、景気過熱していないとの確信増す可能

ビジネス

債券・株式に資金流入、暗号資産は6億ドル流出=Bo

ビジネス

米金利先物、9月利下げ確率約78%に上昇 雇用者数
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    サプリ常用は要注意、健康的な睡眠を助ける「就寝前の適切な習慣」とは?

  • 4

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 5

    元ファーストレディの「知っている人」発言...メーガ…

  • 6

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 7

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 8

    映画『オッペンハイマー』考察:核をもたらしたのち…

  • 9

    中国のコモディティ爆買い続く、 最終兵器「人民元切…

  • 10

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 6

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中