最新記事

動物

サッカー試合の前座にリス!? 選手顔負けのステップにスカウトまで

2017年10月25日(水)18時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

リスとスタッフの攻防は数分間続いた Andrew Yates-REUTERS

<サッカー試合会場に現れたのは超小柄の期待の新人――わずか数分で会場を魅了したその正体とは>

10月24日に行われたカラバオ・カップ(イングランド・フットボールリーグカップ)4回戦、マンチェスター・シティとウルバーハンプトン・ワンダラーズの試合直前に珍客が現れた。

試合開始前の満員のマンチェスター・シティの本拠地エティハド・スタジアム、ピッチに現れたのは選手ではなくリスだった。会場スタッフの男性に挟みうちにされ逃走経路を阻まれるも、素早い動作で翻弄する。ピッチの端に追い込まれながらも、最後まで華麗なステップで逃走を諦めない。

スタッフに捕まったかと思いきや噛んで応戦。劣勢ながら攻めの気持ちを前に出したリスだったが最終的に、スタッフの手で押さえこまれた。スタジアムを沸かせる善戦虚しく、御用となった。なお試合はもつれ込みPK戦に。マンチェスター・シティが4-1で制し、苦戦ながらも準々決勝に駒を進めた。

英デイリーメールが掲載したリスのプロフィールは、体長29.9cm、体重481.9g、最高速度19.9km、走行距離89m、走行時間(プレータイム)8分だった。

(プレーに不満が残るのか、必死に何か訴えている)


リスの華麗なステップは会場だけじゃなく、選手の目にも止まったようだ。試合後にマンチェスター・シティのディフェンダー、ジョン・ストーンズ選手はツイートでこう言っている。「そのリスを見つけてセンターバックにする。(うちのチームの)エリアカン・マンガラよりは悪くないだろう」

(ジョン・ストーンズ選手のツイート)

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

イラン、イスラエルへの報復ないと示唆 戦火の拡大回

ワールド

「イスラエルとの関連証明されず」とイラン外相、19

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、5週間ぶりに増加=ベー

ビジネス

日銀の利上げ、慎重に進めるべき=IMF日本担当
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ公式」とは?...順番に当てはめるだけで論理的な文章に

  • 4

    便利なキャッシュレス社会で、忘れられていること

  • 5

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 6

    「韓国少子化のなぜ?」失業率2.7%、ジニ係数は0.32…

  • 7

    中国のロシア専門家が「それでも最後はロシアが負け…

  • 8

    ダイヤモンドバックスの試合中、自席の前を横切る子…

  • 9

    休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年…

  • 10

    あまりの激しさで上半身があらわになる女性も...スー…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 5

    天才・大谷翔平の足を引っ張った、ダメダメ過ぎる「無…

  • 6

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 7

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 8

    アインシュタインはオッペンハイマーを「愚か者」と…

  • 9

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 10

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中