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南シナ海中国とフィリピン、領有権を争う南シナ海の資源共同調査で作業部会設置へ
2018年2月14日(水)18時12分
2月14日、フィリピンと中国は、領有権を争う南シナ海における石油・ガス開発の共同調査を検討する作業部会設置で合意した。写真は南シナ海のスプラトリー諸島に建つ中国の建造物。昨年4月撮影(2018年 ロイター/Erik de Castro)
フィリピンと中国は、領有権を争う南シナ海における石油・ガス開発の共同調査を検討する作業部会設置で合意した。
ロマナ駐中国大使は13日、2回目の対話メカニズムの会合後に記者団に「プロセスの始まりに過ぎない」と発言。エネルギー協力での作業部会設置の決定は「画期的な突破口」と評価した。
両国はともに石油・ガス埋蔵地域の領有権を主張しており、共同プロジェクトの合意形成は非常に複雑で微妙な問題となる見込み。
共同開発の構想は1986年に浮上したが、両国間の論争や主権問題で実現に至っていない。
[マニラ 14日 ロイター]
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