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銃乱射

フロリダ州銃乱射、悪いのは銃かメンタルか

2018年2月16日(金)16時45分
ケイト・シェリダン



──銃乱射事件を起こしそうな人物を事前に予測するのは可能か?

心理学者が大量殺人や連続殺人の研究に費やせる時間はごく僅かだ。そのため、過去の犯人に関する研究を継続することで次に起こりそうな凶悪事件を予測し、再発阻止に取り組んでいる。研究の成果は微々たるものだ。特定の人物が大量殺人の犯人になる、という予測が的中した事例が過去にあったかと聞かれても、すぐには思いつかない。

──大多数の人は、銃乱射事件を防ぐために重要なのは銃規制だと言うと思うが。

全くその通り。疑いの余地はない。問題の根幹は銃だ。全世界で民間人が所有する銃の40%はアメリカ人のものだ。凄まじい数字だ。凶器効果、という用語を恐らく知っているだろう。凶器が身近に存在するだけで暴力が起きやすくなる、という心理学的な現象だ。実際にアメリカでは銃乱射事件が後を絶たない。どう見ても銃の存在自体が問題だ。

(翻訳:河原里香)

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