最新記事

動物

犬は人と「キスなんてしたくない」 動物心理の専門家が語る8つのヒント

2018年4月16日(月)18時30分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

4.華美な洋服は不要

可愛いセーターやブーツに身を包んだ愛犬。確かに愛らしい姿に飼い主は満足するかもしれないが、犬はそんなものを着なくても温かさを維持できる。事実、服を着せられた犬の多くは暑がり、行動も制限されることでストレスを感じるという。

もちろん一概に当てはまるわけではない。短毛の小型犬であれば、犬用の衣類や毛布は体温を守る良い方法だ。しかし、大体のケースは人間の自己満足に過ぎない。

5.お腹をさするのはダメ

動物の疫病予防を中心に愛護活動を展開する団体「spcaLA」のサラ・テイラーは、動物の行動と訓練のエキスパート。テイラーが言うには「犬の多くはすでに服従しており、これは不安と恐怖を示す。だからお腹を触られるのは犬にとって楽しいことではない」。犬に愛情を示すなら、お腹の代わりに胸のあたりを撫でてあげると良い。

6.いつも同じエサを与えること

来る日も来る日も同じエサを食べるのは退屈なことだと思うかもしれない。しかし、このルーティンは犬にとっては良いこと。エサのメーカーやブランド、味を絶えず変えると、下痢や胃の不調を引き起こす可能性がある。

7.犬だって刺激がほしい

お喋りに興じる、スマホでゲームする、ネットフリックスを視聴する――。人にはたくさんの退屈しのぎがあるが、犬はそんなもの持っていない。犬を退屈にさせないためにも、おもちゃは欠かせない。何個か馴染みのおもちゃを与えるのがお勧めだ。

8.キスさせるのはよくない

飼い主の顔、唇を舐める犬の姿を見たことがある人は多いだろう。しかし、犬が人の顔をぺろぺろ舐めるのは、遠くに追いやりたいという意志表示ともいえるそうだ。決して「キス」したいからではない。

【参考記事】韓国で隣家のコーギー犬を飼い主に食べさせようとした男
【参考記事】キモかわいい! 「人間」すぎる人面犬にネットが大騒ぎ

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ワールド

岸田首相、「グローバルサウスと連携」 外遊の成果強

ビジネス

アングル:閑古鳥鳴く香港の商店、観光客減と本土への

ビジネス

アングル:中国減速、高級大手は内製化 岐路に立つイ

ワールド

米、原発燃料で「脱ロシア依存」 国内生産体制整備へ
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが...... 今も厳しい差別、雇用許可制20年目の韓国

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    こ、この顔は...コートニー・カーダシアンの息子、元カレ「超スター歌手」に激似で「もしや父親は...」と話題に

  • 4

    翼が生えた「天使」のような形に、トゲだらけの体表.…

  • 5

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 6

    単独取材:岸田首相、本誌に語ったGDP「4位転落」日…

  • 7

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 8

    ウクライナがモスクワの空港で「放火」工作を実行す…

  • 9

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 10

    マフィアに狙われたオランダ王女が「スペイン極秘留…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる4択クイズ

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 5

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 6

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS…

  • 7

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 8

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 9

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 10

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 6

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 7

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中