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バージョンアップイーロン・マスク、テスラのブレーキ問題を認める 「ファームウエア更新で対応」
5月22日、米消費者情報誌コンシューマー・リポーツは、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスクCEOの要請を受けて、新型セダン「モデル3」のブレーキを再試験する方針を明らかにした。写真はモデル3.北京の自動車ショーで4月撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)
米消費者情報誌コンシューマー・リポーツは22日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の要請を受けて、新型セダン「モデル3」のブレーキを再試験する方針を明らかにした。
同誌は21日、ブレーキが利き始めてから車が停止するまでの制動距離が長いなどの「大きな欠点」があるとして、モデル3を推奨しない方針を示した。[nL3N1SS5KM]
マスク氏は21日夜、ツイッターへの投稿でブレーキに問題があることを認めた上で、コンシューマー・リポーツが試験したのは改良が施される前の車だったと指摘した。
同氏は「ファームウエアの更新で対応可能のようだ」として数日中の解決を目指す考えを示した。その上で、コンシューマー・リポーツに最近生産したモデルによる再試験を求める意向を示した。
同誌の自動車試験部門のディレクター、ジェーク・フィッシャー氏は「テスラが無線でブレーキを直すなら自動車業界で初めてだ。われわれは喜んでモデル3の再試験を行う」と述べた。
22日の株式市場でテスラは3.5%下落した。
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