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プラスチック製ストローの廃止でスタバの客が支払う代償

Starbucks’ Plastic Straw Ban

2018年8月1日(水)17時45分
レイチェル・ハンプトン

歯の汚れや虫歯が気になる患者には、酸性度と糖度の高い飲料を飲むときにストローの使用を推奨すると、パテルは語る。環境と歯の両方が気になる人には、コーヒーの後でコップ2~3杯の水を飲んで糖分を洗い流し、酸の一部を中和することを勧めている。マウスウオッシュを持ち歩けばなお良いという。

ただし、すぐに歯を磨くのは避けたほうがいいと、パテルは付け加える。「一部の歯科医は口内の酸性度が高くなるとエナメル質が劣化すると主張している。その直後に歯ブラシで強くこすると、問題を悪化させる場合がある」

以上のような予防措置を取りたくない人のために、スタバでは現在、紙や堆肥化可能なプラスチックでできたストローをテスト中だ。これなら歯へのダメージを減らしながら、キャラメル・マキアートを毎日楽しめる。代替のストローまでも全廃されてしまったら終わりだが。

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© 2018, Slate

[2018年7月31日号掲載]

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