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感染症対策

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(3日現在)

2020年6月3日(水)09時39分

■中国、新型コロナ対策でさらなる政策支援が必要=人民銀副総裁

中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝副総裁は2日の記者会見で、新型コロナウイルスによる経済的打撃は当初の想定より大きく、金融面と信用面の政策支援がさらに必要だという考えを示した。

■米ギリアド、レムデシビルの吸入薬など開発中 コロナ治療で

米製薬ギリアド・サイエンシズは抗ウイルス薬「レムデシビル」について、入院していない新型コロナウイルス感染症患者にも使えるように吸入薬など投与しやすい形の薬を開発している。

■EU、銀行向けコロナ救済措置に賞与禁止導入も=文書

欧州連合(EU)議長国のクロアチアが作成した2日付文書によると、域内銀行向けの新型コロナウイルス救済措置における条件として1年間の賞与禁止が設けられる可能性があることが分かった。

■コロナ患者の血中タンパク質、重度予測の指標となる可能性=研究

医学誌「セル・システムズ」に2日発表された研究結果から、新型コロナウイルス感染者の血液中に存在するタンパク質の水準が重症度を見極める指標となる可能性があることが分かった。

■中国武漢市、無症状感染者300人確認 全市民対象のコロナ検査

新型コロナウイルス感染が最初に拡大した中国湖北省武漢市で、全市民を対象とした感染検査が実施され、当局は2日、これまでのところ約300人の無症状感染者が確認されたと発表した。ただ症状がある新たな感染者は確認されていない。

■香港、入境禁止措置を延長 新型コロナ集団感染懸念で

香港政府は2日、新型コロナウイルスの集団感染が新たに発生したことを受け、非香港居民に対する入境禁止措置を9月中旬まで延長するほか、8人以上の集会禁止措置を2週間延長すると発表した。

■中国、公衆衛生緊急事態の監視改善が喫緊の課題=習主席

中国の習近平国家主席は2日、原因不明の疾病、および異例の公衆衛生上の事象に対する監視体制を強化する必要があるとの考えを示した。国営テレビが伝えた。

[ロイター]


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