Newsweek

韓国

韓国総選挙にデジタル不正疑惑か? 中国から開票機を操作した可能性

2020年6月1日(月)16時00分
パラシュ・ゴシュ

    文大統領の与党「共に民主党」が勝利していたが KIM MIN-HEE-POOL-REUTERS

    <文在寅率いる与党の圧勝に終わった韓国総選挙で、開票機やファーウェイ製の通信機器、郵便投票と期日前投票に使われたQRコードなどが不正に操作された疑いが浮上>

    4月に行われた韓国総選挙は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の与党「共に民主党」の圧勝だった。だがその後、選挙に不正があったという疑惑が持たれている。

    イーストアジア・リサーチセンターによると、不正行為はデジタル面に関するものだ。開票機やコンピューターのハードとソフト、そして中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が製造した情報ネットワーク通信機器が不正に操作されたのではと疑われている。郵便投票と期日前投票に使われたQRコードにも疑惑が持たれている。

    同センターによれば、開票機を操作するのに必要な指示は「期日前投票のQRコードやインターネットを介して、外部からメインサーバーに送ることができた」という。

    選挙管理当局は期日前投票に使うWi-Fiに、ファーウェイの機器を使用するLGユープラスの5Gを選んでいた。イーストアジア・リサーチセンターは「投票所のサーバーを中国につなげ、開票機を操作できた」としている。

    <2020年6月9日号掲載>

    【参考記事】総選挙リベラル派圧勝に見る韓国政治の地殻変動
    【参考記事】韓国「巨大与党」誕生の意味

    20200609issue_cover150.jpg
    ※画像をクリックすると
    アマゾンに飛びます

    2020年6月9日号(6月2日発売)は「検証:日本モデル」特集。新型コロナで日本のやり方は正しかったのか? 感染症の専門家と考えるパンデミック対策。特別寄稿 西浦博・北大教授:「8割おじさん」の数理モデル

    注目のキーワード

    注目のキーワード

    ニューストピックス

    本誌紹介

    人気ランキング

    • 1

      【独占】押谷仁教授が語る、PCR検査の有用性とリスクとの向き合い方

    • 2

      抗議デモに参加した17歳息子の足元に新品の靴 略奪に加わった可能性が...

    • 3

      南シナ海でやりたい放題の中国、ベトナムいじめが止まらない

    • 4

      アメリカが遂に日本政界の媚中派を名指し批判──二階…

    • 5

      日本の新型コロナ感染者、重症化率・死亡率が低い理由…

    • 6

      トランプのツイッターで急浮上 米大統領選「悪夢の…

    • 7

      学生が大学を訴える──質落ちたオンライン授業に「学…

    • 8

      米中関係どん底へ バイデン大統領が誕生なら改善す…

    • 9

      中国から米国に「謎の種」が送りつけられている.....…

    • 10

      東京都、31日のコロナ感染463人で過去最多更新 小池…

    • 1

      韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット 一方で「TPOをわきまえろ」と論争に

    • 2

      中国から米国に「謎の種」が送りつけられている......当局は「植えないで」と呼びかけ

    • 3

      アメリカが遂に日本政界の媚中派を名指し批判──二階氏や今井氏など

    • 4

      これは何? 巨大な黒い流体が流れる様子がとらえら…

    • 5

      【独占】押谷仁教授が語る、PCR検査の有用性とリスク…

    • 6

      新型コロナウイルス、患者の耳から見つかる

    • 7

      次期WTO事務局長選、韓国は日本に支持を呼びかけた..…

    • 8

      「韓国の対応は極めて遺憾、このような状況では政策対…

    • 9

      三峡ダムより九州の水害を報じる、中国報道は「ポジ…

    • 10

      抗議デモに参加した17歳息子の足元に新品の靴 略奪…

    • 1

      中国・三峡ダムに「ブラックスワン」が迫る──決壊はあり得るのか

    • 2

      「金正恩敗訴」で韓国の損害賠償攻勢が始まる?

    • 3

      中国・長江流域、豪雨で氾濫警報 三峡ダムは警戒水位3.5m超える

    • 4

      科学者数百人「新型コロナは空気感染も」 WHOに対策求…

    • 5

      韓国、コロナショック下でなぜかレギンスが大ヒット …

    • 6

      中国から米国に「謎の種」が送りつけられている.....…

    • 7

      孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようや…

    • 8

      宇宙観測史上、最も近くで撮影された「驚異の」太陽…

    • 9

      アメリカが遂に日本政界の媚中派を名指し批判──二階…

    • 10

      戦略性を失った習近平「四面楚歌」外交の末路

    もっと見る

    Picture Power

    レンズがとらえた地球のひと・すがた・みらい

    【写真特集】幸せを探してスクールバスのわが家は走る