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感染症対策ファイザー、コロナワクチンの緊急使用許可をFDAに申請 米国で初
米製薬大手ファイザーは20日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請した。写真は10月31日撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)
米製薬大手ファイザーは20日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請した。コロナワクチンの緊急使用許可申請は米国内で初めて。
ファイザーは18日、独ビオンテック <22UAy.F>と共同開発するコロナワクチンの臨床試験(治験)で95%の予防効果が確認され、重篤な副作用も見られなかったとする最終結果を発表した。
ファイザーは、12月中旬までにFDAから緊急使用の承認を得られるとみており、承認後直ちにワクチンの配布を開始する予定。ビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は18日、「全てがうまく行けばクリスマス前の配布開始も可能だ」と述べた。
FDAはこの日、諮問委員会によるワクチンの検討会が12月10日に開催されると発表。承認までにかかる時間については予想を控えたが、アザー厚生長官も12月中旬に承認されるとの見通しを示した。
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