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感染症対策

接種1回のJ&Jワクチン、バーレーンが緊急使用を許可 世界初

2021年2月26日(金)10時36分

バーレーン保健当局は、同国が世界で初めて米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可したと発表した。写真はイメージ。昨年10月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

バーレーン保健当局は25日、同国が世界で初めて米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)製の新型コロナウイルスワクチンの緊急使用を許可したと発表した。同社のワクチンは1回接種で済む。

バーレーンは、米ファイザーと独ビオンテック、中国医薬集団(シノファーム)、英オックスフォード大とアストラゼネカがそれぞれ開発したワクチンとロシア産「スプートニクV」の計4種類を既に市民に無料で提供している。

当局によると、J&J製ワクチンは高齢者や慢性疾患のある人など、新型コロナ感染で合併症を引き起こすリスクが高い人々に提供される。

当局トップは「J&Jが提出した臨床試験(治験)結果を含むすべての資料を精査した」と述べた。

米食品医薬品局(FDA)は24日、J&J製ワクチンについて安全かつ有効であることが臨床試験から示されたと発表した。週内にも米国での緊急使用許可が下りる見通し。

[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

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