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「雨の日には頭が痛い・肩がこる」は、こう予防する...本の作り手がオススメする3冊

2022年4月28日(木)11時50分
flier編集部
雨の日の頭痛

ljubaphoto-iStock

<天気の変化で現れる体の不調の予防法、認知症になった親との交流術、心を奮い立たせるビジネス教室。本の作り手がいま最もオススメしたい3冊>

各出版社の「これはぜひ推したい!」という本を揃えたコーナー、「出版社のイチオシ」です。フライヤーで要約をご紹介しきれない書籍の中で、各出版社のオススメを記事形式でご紹介します!(この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です)

「気象病」「天気痛」は予防できる!

1万人を治療した天気痛ドクターが教える
「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本

 著者:佐藤純
 出版社:アスコム
 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

「季節の変わり目になると、なんとなく体調が悪い」「雨が降ると気分が落ち込んだり、頭痛がひどくなる」

そんな体や心の不調には、実は天気が大きく関わっていることをご存じでしょうか。

気圧・気温・湿度の変化は私たちの心身に大きな影響を与えており、その症状には頭痛、めまい、首・肩こり、だるさ、気分の落ち込みなど、かなり多様なものがあります。

総称して「気象病」や「天気痛」と呼ばれており、何らかの症状がある人は日本全国になんと1,000万人以上いるといわれています。

「天気が原因ではどうにもならない」と考えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。不調の原因が天気だとわかれば、症状が出る前に予防したり、天気に左右されにくい体をつくっていくことは十分可能です。

本書では、天気痛ドクター・佐藤純先生が、天気と症状の関係を見える化する方法や、つらい痛みや不調を緩和するための対処法などをわかりやすく解説しています。

どんな天気でも快適に過ごすためのコツが満載の一冊です。
(編集部 村上芳子)

認知症の介護にオススメの交換ノート

たづちゃんノート
 交換ノートなら認知症の親との関係はうまくいく!

 著者:新美 千恵子
 イラスト:石玉サコ
 出版社:明日香出版社
 (※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)

本書は、ある日突然認知症を発症した母親(たづちゃん)と娘である著者が、交換ノートを通じて心の交流を続けた5年間をコミックエッセイ形式でまとめた一冊です。認知症によって母親の人格が変化していく様子や、実際にノートができるまでの過程などを赤裸々につづりました。読者が実践するためのパートとして、ノート作成方法や勘所も簡便な表現で紹介しています。

さらに「これから介護をする人」向けに介護保険制度の概要や行政手続きの手引きも掲載。共感を呼ぶだけにとどまらない、実用性の高さも兼ね備えました。

日本では2025年に、65歳以上の人口の5人に一人にあたるおよそ700万人が認知症を抱えるとされています(※1)。これらの人々と家族がおそらく避けては通れない「介護」への不安をなくすこと、そしてすでに認知症介護をしている方々の心の負担を解きほぐす一助になるべく作られました。
(広報担当 竹中初音)

厚生労働省「認知症の人の将来推計について」

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