最新記事

SNS

「3年も気付かずに生活していた恐怖」 中古物件で「隠し階段」を発見した女性住人...階段の先にあったものとは

Woman Discovers Creepy Staircase in Her 100-Year-Old House While Cleaning

2023年6月25日(日)19時40分
ジャック・ベレスフォード
地下に通じる階段

写真はイメージです Marieke Kramer/Shutterstock

<100年前に建てられた物件を3年前に購入した女性が、室内を整理しているときに発見したのは謎のガラス製ドアノブだった......>

米ロサンゼルスに住むある女性が、3年前に引っ越してきた自宅の中に「秘密のドア」があるのを発見。そのドアを開いて階段が現れたショッキングな瞬間と、その先へと進んでみた様子を動画に収め、SNSで公開した。

■【動画】自宅で「秘密のドア」を発見...ドアの向こうの階段を進んだ先にあったものとは

この女性は、ロサンゼルス在住のライフスタイル起業家で、吹き替え声優でもあるジュリア・ヘニングだ。彼女は本誌の取材に答え、隠し部屋を見つけたのは吹き替え用スタジオを自宅内に作ろうとして、家具などを移動していたときだったと語った。

「クローゼットの中身をすべて外に出しているときに、クローゼットのドアに近い床から突き出ている小さなガラス製ドアノブに気がついた」

そのクローゼットにはそれまで、コートやさまざまなものをしまっていたそうだ。謎のガラス製ドアノブを見つけ、近づいてよくよく確認したところ、床に蝶番があることにも気がついた。

「そこで、クローゼットを空にして、そのガラス製ドアノブを引っ張ってみたところ、床板が持ち上がって、地獄へとつながるような階段があらわれた」とヘニングは話す。「その時の衝撃と恐怖を想像してほしい。3年ものあいだ、その存在を知らずに暮らしていたのだから、本当にショッキングだった」

家の中で「エネルギー」のようなものは感じていた

「めちゃくちゃ怖かった」とヘニングは続ける。「この家に引っ越してきてからというもの、『エネルギー』のようなものが漂っていることは感じていた」

霊感はないと言うが、家にいると「一人きりではないような」感覚をよく覚えていたという。「知っている限りでは、この家が建てられたのは100年以上前だ」とヘニングは言う。「別の時代のエネルギーが残っているとしてもおかしくはない」

ヘニングは自身のTikTokに、この隠し部屋について一連の動画を投稿した。1本目を見ると、床に小さなドアノブがあり、それを引っ張ると床板が持ち上がって、暗い階下へと降りて行く階段があるのがわかる。「階段を見つけたときは、とにかくぞっとした。とても暗く、何も見えなかったから」とヘニングは振り返る。

しかし、ついに勇気を奮い起こし、隠れ部屋へとつながる階段を下りて行った。動画の撮影には、友人数人も協力してくれた。とはいえ、隠し部屋の内部を見ても、ヘニングらの気は休まらなかった。そこにあったのは、空っぽの棚と、指ぬきだの、おもちゃのミニカーやカードだのが詰まったガラスのビンだった。コンクリートの壁には、「Joe(ジョー)」と「John(ジョン)」という名前も書かれていた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

中国自動車輸出、4月は過去最高 国内販売は減少に減

ワールド

UNRWA本部、イスラエル住民の放火で閉鎖 事務局

ワールド

Xは豪州の法律無視できず、刃物事件動画訴訟で規制当

ビジネス

ドイツ住宅建設業者、半数が受注不足 値下げの動きも
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 2

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必要な「プライベートジェット三昧」に非難の嵐

  • 3

    「少なくとも10年の禁固刑は覚悟すべき」「大谷はカネを取り戻せない」――水原一平の罪状認否を前に米大学教授が厳しい予測

  • 4

    休養学の医学博士が解説「お風呂・温泉の健康術」楽…

  • 5

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 6

    上半身裸の女性バックダンサーと「がっつりキス」...…

  • 7

    ロシア軍兵舎の不条理大量殺人、士気低下の果ての狂気

  • 8

    ウクライナ防空の切り札「機関銃ドローン」、米追加…

  • 9

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 10

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受ける瞬間の映像...クラスター弾炸裂で「逃げ場なし」の恐怖

  • 3

    屋外に集合したロシア兵たちを「狙い撃ち」...HIMARS攻撃「直撃の瞬間」映像をウクライナ側が公開

  • 4

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国…

  • 5

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 6

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋…

  • 7

    テイラー・スウィフトの大胆「肌見せ」ドレス写真...…

  • 8

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 9

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 10

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

  • 9

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 10

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中