最新記事
TikTok

パジャマ通販サイトに「不適切すぎる写真」...「うっかりミス」で掲載された生々しい写真

2024年3月28日(木)16時10分
ルーシー・ノタラントニーオ
(写真はイメージです) Halay Alex-Shutterstock

(写真はイメージです) Halay Alex-Shutterstock

<写真ギャラリーにはシャツやショーツの写真が並ぶ。ところが最後の1枚は...>

スモールビジネスを営む女性が自身のウェブサイトで、「絶対そこにあってはならない写真」を発見するというショッキングな出来事に遭遇した。

パジャマのブランドを展開するテリ(@tkersten_)の動画は、TikTokで270万回再生されている。

【動画】パジャマ通販サイトに「不適切すぎる写真」...「うっかりミス」で掲載された生々しい写真

動画の中のテリは唖然とした表情を見せ、それから頭を振って自分の犯した過ちを告白した。続いて場面が切り替わり、映し出されたテリのウェブサイトの画面はごく普通に思える。紺色のパジャマセットを紹介する一連の写真をテリがクリックするまでは。

全身写真と拡大写真が並ぶギャラリーでは、シャツとショーツをあらゆる角度から参照できる。ところが最後の1枚は、テリの恥ずかしい自撮り写真だった。

「なんで誰も教えてくれなかったの?????」というコメントのおかげでインターネットは爆笑に包まれ、19万3300の「いいね」であふれ返った。

「ごめんねハハハハ先週、自分のを買ったときにあなたのサイトでこれを見て、絶対わざとだと思った」「今まで見た中で最高の広告」ユーザーはそんなコメントを書き込んでいる。

自分自身の写真を掲載したのはミスだったとテリは言う。別の動画の説明によれば、マーケティング担当者がウェブサイトを仕上げたものの、自分で写真をもう何枚か追加しようと思い立ち、うっかりミスで自分の写真をサイトに掲載してしまった。

「この話の教訓。トリプルチェックでは不十分なこともある」(テリの投稿から抜粋)

新規のウェブサイト立ち上げの秘訣

本誌はフリー素材アプリ「Latest Free Stuff」のマーケティング責任者、デイジー・クーパーに話を聞いた。

同氏によると、スモールビジネスの経営者がウェブサイト開設を成功させる秘訣は以下の5項目にある。

1. ウェブサイトの制作にあたってコンテンツを掲載する全ページの一覧を作る。これで手早く効率的な指示が出しやすくなり、自身のブランドを知り尽くしていることの表れにもなる。

2. ウェブサイトの作業を終えたと感じたらすぐにコンピュータから離れ、ランニングに出かけたりコーヒーを飲んだりして心をリフレッシュさせる。それから戻ってリストを使い、全てをチェックする。これには時間がかかるかもしれないが、重大なミスがないことを確認するためにはそれだけの価値がある。写真を1枚1枚チェックして、リンク切れがないことを確かめる。

3. 信頼できる友人に頼むか、Fiverrでフリーランスのサービスを見つけて、自分のサイトに間違いがないかどうかチェックしてもらう。これで何も問題がないことを安上がりに再確認でき、自分がひどく忙しい場合の負担を軽減できる。確認はデスクトップPCとモバイル端末で依頼する。リンクやレイアウト、使い勝手が自動的に引き継がれるとは限らない。

4. ツールを使って全てのスペルをチェックする(例えば文法など)。ただし自分の国の言葉を使うこと。対象とする客がアメリカ人の場合はイギリス英語を使っていないこと、あるいはその逆であることを確認する。

5. 1つのプラットフォームでソフトに立ち上げる。自分の新しいサイトを大々的に打ち出したい誘惑に駆られるかもしれないが、プラットフォームとユーザー層を徐々に拡大することで、もしも何かが抜け落ちていた場合、フィードバックを提供してもらう時間の余裕ができる。

本誌は「@tkersten_」に電子メールでコメントを求めた。今回の出来事に関する詳細は確認できていない。

(翻訳:鈴木聖子)

202404300507issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2024年4月30日/5月7日号(4月23日発売)は「世界が愛した日本アニメ30」特集。ジブリのほか、『鬼滅の刃』『AKIRA』『ドラゴンボール』『千年女優』『君の名は。』……[PLUS]北米を席巻する日本マンガ

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

アングル:「豪華装備」競う中国EVメーカー、西側と

ビジネス

NY外為市場=ドルが158円台乗せ、日銀の現状維持

ビジネス

米国株式市場=上昇、大型グロース株高い

ビジネス

米PCE価格指数、インフレ率の緩やかな上昇示す 個
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 4

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 5

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」…

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 8

    アカデミー賞監督の「英語スピーチ格差」を考える

  • 9

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 8

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 9

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 10

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中