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スタートアップ超大国 インド~ベンガルールからの現地ブログ~

永田賢|インド

リビングウィズコロナの日常:ベンガルールの街並みから

ベンガルール写真、筆者撮影

COVID19の感染状態ですが、インドはアメリカ合衆国に次いで世界第2位の累計感染者数となっています。

こちらが統計データとなります。ロックダウン下では1日毎に数字を追って一喜一憂していましたが、今ではあまり数字を追わなくなってしまいました。

【インドのCOVID19状況】累計感染者数約900万人、陽性患者約44万人、回復済約850万人、死者約13万人となっています。

https://www.covid19india.org/ より画像引用)

州別で見ていると、マハラーシュトラ州(ムンバイ)が飛びぬけており、私のいるベンガルールを擁するカルナータカ州が2番となっています。

【各州のCOVID19状況】

https://www.covid19india.org/ より画像引用)

今回の記事では、ベンガルールの街並みや生活面からどのように人々がリビングウィズコロナを実施しているか紹介します。

1.あらゆる施設に入るにはマスクは必須!

大きな変更点としては、マスク未着用のまま店舗やレストランに入ろうとすると、入口で守衛に止められて入店拒否されてしまいます。

加えて、入店時に体温チェックを求められ、体温チェックがOKなら消毒液をつけて入店という形態になります。

体感だと、どこの店でも実施しており、レストランの場合、コンタクトレスのためにwebのメニューでオーダーをとる店舗もでてきています。

更に、店舗によっては、インド政府推奨のCOVID19対策アプリ"Aarogya Setu"を見せないと入店禁止というのもあります。メトロだと、このアプリをインストールして画面を見せておかないと入口でNGを食らってしまうことがあります。

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(ベンガルールメトロ、インディラナガール駅の注意書き表示、筆者2020年11月撮影)

とはいえ、街並みを歩いているとパッと見、7割はマスクしていますが、3割の人々はマスクをしていないように見えます。

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(ベンガルール、とあるオフィスビルのエレベーターでの注意書き、筆者2020年11月撮影)

こちらはある製菓店の外観ですが、ガードが店の前に立って体温を測り、そのうえで消毒液を手に振りかけてくれるオペレーションを実施しています。

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(ベンガルール、店舗の様子、筆者2020年11月撮影)

2.交通状況はほぼ戻りつつあるか?

ロックダウン直後は車が全く走っていなかったので、道路もガラガラでしたが、アンロックダウン後では徐々に交通量が戻ってきており、ラッシュアワー時には渋滞が発生しています。

個人的にはベンガルールの欠点としてはこの交通渋滞だったので、COVID19による在宅勤務強化で交通量が減ってくれればと思っていましたが、どうやらそう上手くいってくれなさそうです。

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(ベンガルールの交通状況、筆者2020年11月撮影)

3.体感の治安は悪化しているが、データはそれほど悪くない

これも体感ですが、COVID19流行前と比べると悪化しているような気がします。

個人的な経験になりますが、この3年間は夜の独り歩きも余裕で携帯片手に歩いていても何も起こりませんでしたが、先月ついにバイクに乗った人にひったくりに遭ってしまい、携帯電話を盗まれてしまいました。汗

完全に油断した結果です。。。

自分の住んでいるベンガルールのインディラナガール地域は手前味噌ですが治安もよく高級住宅街となっており、そんな治安の悪いひったくりに遭うなんてことはあり得ないことでしたが、所轄の警察担当者曰く、「このCOVID19で軽犯罪が急増していて、夜の携帯電話片手に独り歩きしようものなら、それは盗んでくれと言っているようなものだ。」と言われてしまいました。

自分の周りでも携帯電話のひったくり事例が2件~3件発生しており、治安の悪化を意識してしまいました。

しかし、データを見てみると、そこまで悪くなさそうです。

カルナータカ州警察のデータを見るに、2019年に比べて2020年の方がロックダウンのため低い傾向にあることがわかります。

しかし、9月で2019年よりも件数が増加しているので、10月と11月といった統計も出してみる必要があるでしょう。

(カルナータカ州警察資料統計より筆者作成、2019年6月分データは破損のため未掲載。)

4.ソーシャルディスタンスの徹底度は場所によるかもしれない

さて、最後に「ソーシャルディスタンス」についてですが、場所によるかもしれません。

メトロだと、順序よく列を並んで駅構内に入っていくのが散見され、電車内でも距離をあけて座らなければいけませんでした。

レストランでも、席を一つずつ空けて座らせて密を防ぐ店舗もあります。

しかし、店舗によっては席が全部埋まっていたり、席を空けていない店舗も散見されます。

以下のように、靴にカバーをかけて入店させる店舗もありました。

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(とある店舗での写真、筆者2020年11月撮影)

以上が現状でのベンガルールでの生活となります。マスクをしていれば不自由なく過ごせそうです。

後は免疫を付けながら健康に留意しつつ、1日1日を大事に過ごしていきます!

 

Profile

著者プロフィール
永田賢

Sagri Bengaluru Private Limited, Chief Strategy Officer。 大学卒業後、保険会社、人材系ベンチャー、実家の介護事業とキャリアを重ね、2017年7月に、海外でのタフなキャリアパスを求めてYusen Logistics India Pvt. Ltdのベンガルール支店に現地採用社員として着任。 現地での日系企業営業の傍ら、ベンガルールを中心としたスタートアップに魅せられ独自にネットワークを構築。2019年4月から日系アグリテックのSAgri株式会社インド法人立ち上げに参画、2度目のベンガルール赴任中。

Linkedin: https://www.linkedin.com/in/satoshi-nagata-42177948/

Twitter: @osada_ken

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