最新記事

プロダクツ

アメリカズカップ6月開催 公式パートナーのパネライが記念モデル

2017年3月10日(金)13時38分
笠木恵司 ※Pen Onlineより転載

ソフトバンク・チーム・ジャパンの公式ウォッチ「ルミノール マリーナ1950」

1851年から始まった、世界で最も権威あるヨットレース「アメリカズカップ」。第35回大会の本戦がいよいよ6月に開催されます。すでに2015年から予選にあたるワールドシリーズがスタート。15年ぶりに日本チームが参戦しているほか、昨年11月にはアジアで初めて福岡市でレース(最終第9戦)が開催されたことから、国内でも人気がさらにヒートアップしてきたようです。

【参考記事】本日スタートした「エルメスのてしごと」展の、プチレポートをさっそく

「アメリカズカップ」は「海のF1レース」とも言われており、風だけを推進力にしたヨットにもかかわらず、2つの船体を持つ軽量のカタマラン(双胴船)が海面を飛ぶように疾走していく超高速レースとなっています。昨年までのワールドシリーズを経て、今年5月に行われるチャレンジャーシリーズで挑戦者を決定。その挑戦者が前回の優勝者=防衛者と競う1対1のマッチレースが本戦となります。

イタリア・フィレンツェを発祥とするウォッチメゾンのオフィチーネ パネライは、この「第35回アメリカズカップ」とパートナーシップを締結しました。イタリア海軍特殊潜水部隊にダイバーズウォッチなどの高度精密機器を納入してきたことから、歴史的に海との関係が深いメゾンですが、CEOのアンジェロ・ボナーティは次のように語っています。

「現代において最古のスポーツ競技大会であるアメリカズカップが、テクノロジーの観点で最も革新的であることは驚くべきことではありません。人類の歴史が、未来を追い求める欲求は常に人間の根底にあることを示しています。パネライとアメリカズカップのパートナーシップは、まさに過去と歴史の完璧なバランスという共通認識を表しているといえるでしょう」

【参考記事】美しいライフスタイルを目指す「イッタラ✕イッセイミヤケ」 ホームコレクション1周年記念! 待望のバッグが日本初登場。

このパートナーシップを記念して、パネライでは「第35回アメリカズカップ」の公式ウォッチを製作。また、ディフェンディング・チャンピオンのオラクル・チームUSAと、日本から初出場したソフトバンク・チーム・ジャパンのパートナーになっていることから、それぞれのオフィシャルウォッチも発表されました。大型で堅牢なリューズガードをシグネチャーとする「ルミノール」をベースとした計5モデル。いずれもケースバックにはそれぞれチームのロゴとヨットがレリーフされています。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

FRB、バランスシート縮小ペース減速へ 6月から国

ビジネス

情報BOX:パウエル米FRB議長の会見要旨

ビジネス

米FOMC声明全文

ビジネス

FRB、金利据え置き インフレ巡る「進展の欠如」指
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロシア空軍基地の被害規模

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉起動

  • 4

    ポーランド政府の呼び出しをロシア大使が無視、ミサ…

  • 5

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 6

    米中逆転は遠のいた?──2021年にアメリカの76%に達し…

  • 7

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 8

    パレスチナ支持の学生運動を激化させた2つの要因

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    大卒でない人にはチャンスも与えられない...そんなア…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 4

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 5

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」…

  • 9

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 10

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    「誰かが嘘をついている」――米メディアは大谷翔平の…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中