コラム

伊藤穰一氏が説く「ナウイズム」/Take matters into one's own hands(自らの手で対応する)

2016年10月18日(火)06時25分

登場するボキャブラリー

【fluke】偶然の出来事、不測の事態、頻繁に起こらない出来事。伊藤氏は、彼がほかの未経験者たちと共に放射線量を測定・公開するネットワークを作れたのはflukeではないと言っています。

【Moore's Law】ムーアの法則、Intel社(米国の半導体メーカー)の共同設立者の1人であるGordon Moore博士が1965年に発表した法則で、「半導体の集積度は18カ月ごとに倍になる」というもの。

【stodgy】四角四面の、古くさい、古風な。従来の組織や機関はstodgyだと、伊藤氏は言及しました。

【deploy】配備する、配置する、展開する。伊藤氏によると、現在はとても低いコストで物事を世界にdeployできるそうです。

【fiddle with】~をいじる。中国・深セン市で伊藤氏が見たのは、製造設備をfiddling withして、イノベーションを起こしている若者たちだったそうです。

【fellow】特別研究員。MIT Media Labの次のfellowとして、伊藤氏は深セン市で携帯電話にイノベーションを起こしている起業家を誰か招待したいと言っています。

【present】今のこの瞬間を生きる。伊藤氏がこのトークの聴衆に推薦しているのは、be super presentであることです。

プロフィール

ロッシェル・カップ

Rochelle Kopp 異文化コミュニケ−ション、グローバル人材育成、そして人事管理を専門とする経営コンサルタント。日本の多国籍企業の海外進出や海外企業の日本拠点をサポートするジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創立者兼社長。イェ−ル大学歴史学部卒業、シガゴ大学経営大学院修了(MBA)。『シリコンバレーの英語――スタートアップ天国のしくみ』(IBC出版)、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』(クロスメディア・パブリッシング)、『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』(アルク)など著書多数。最新刊は『日本企業がシリコンバレーのスピードを身につける方法』(共著、クロスメディア・パブリッシング)。

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