最新記事

韓国ドラマ

アジア中が萌えた!王道ラブストーリーの韓国ドラマ『太陽の末裔 Love Under The Sun』

2021年4月29日(木)11時20分
川崎寿子
『太陽の末裔 Love Under The Sun』

『太陽の末裔 Love Under The Sun』©KBS MEDIA

<休暇中に出会った女性医師に一目ぼれした軍人は......。ストレートで甘いセリフはタイミングも「神」。英BBCでも報道されたこの人気作の魅力は?>

製作費130億ウォンをかけ、ギリシャなどで大規模ロケを敢行したラブストーリー大作『太陽の末裔』。

最高視聴率41.6%を記録し、韓国だけでなくアジア中にシンドロームを巻き起こした人気ぶりは英BBCでも報道されたほどだ。

休暇中に出会った女性医師カン・モヨンに一目ぼれした軍人ユ・シジンは、臆せず真っすぐに気持ちをぶつけていく。しかし、軍人ゆえに理由を告げることなく現場へ急行せざるを得ないシジンを、モヨンはなかなか受け入れることができず......。

礼儀正しくもユーモアあふれる特殊部隊の軍人シジンをソン・ジュンギが、勝気な医師モヨンをソン・ヘギョが人間味たっぷりに演じる。

シジンのストレートで甘いセリフはタイミングも「神」で、アジア中の女性をとりこにした(抜群の相性を見せた2人は共演後に結婚。しかし2年足らずで破局し、そのことを残念がる人も多い)。

脚本は、大ヒット作『シークレット・ガーデン』や『トッケビ』を手掛けたキム・ウンスク。絶妙な掛け合いでテンポよく進むしゃれたセリフが小気味よく、王道のラブストーリーにひと味違った魅力を加えている。

男同士の友情やサブカップルの恋愛模様も見どころの1つだ。

『太陽の末裔 Love Under The Sun』(2016)
出演/ソン・ジュンギ、ソン・ヘギョ、チン・グ

(※韓国を飛び出し、世界で支持を広げ続ける「進撃の韓流」――本誌5月4日/11日号「韓国ドラマ&映画50」特集より。本誌では、さまざまなジャンルの注目ドラマ20作品を取り上げています)

202104_kiji_k-dramamovie_campaignbanner.jpg

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

神田財務官、介入有無コメントせず 過度な変動「看過

ワールド

タイ内閣改造、財務相に前証取会長 外相は辞任

ワールド

中国主席、仏・セルビア・ハンガリー訪問へ 5年ぶり

ビジネス

米エリオット、住友商事に数百億円規模の出資=BBG
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われた、史上初の「ドッグファイト」動画を米軍が公開

  • 4

    メーガン妃の「限定いちごジャム」を贈られた「問題…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    目の前の子の「お尻」に...! 真剣なバレエの練習中…

  • 7

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 8

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 9

    美女モデルの人魚姫風「貝殻ドレス」、お腹の部分に…

  • 10

    ロシア軍「Mi8ヘリコプター」にウクライナ軍HIMARSが…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 6

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 7

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 8

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 9

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 10

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 4

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中