最新記事

リバウンド

東京都7日の新型コロナ新規感染555人、前週比115.6% 小池知事「まん延防止措置の適用要請を検討」

2021年4月7日(水)17時00分
ニューズウィーク日本版ウェブ編集部

東京都は7日、555人の新型コロナウイルス陽性者が確認され、小池知事は「まん延防止等重点措置」の適用要請を検討する考えを示した。写真は都内で昨年7月撮影(2021年 ロイター/Issei Kato)

東京都は7日、都内で新たに555人の新型コロナウイルス陽性者が確認されたと発表した。

昨日の399人から156人の増加。また先週の水曜31日の414人からは141人の増加となっている。500人を超えるのは2月6日の676人以来60日ぶりだ。

7日間移動平均の新規陽性者数では417人で前週比115.6%に増加。感染状況はリバウンドが加速している。

この日確認された陽性者の内訳は、
10歳未満:9人(約2%)
10代:23人(約4%)
20代:178人(約32%)
30代:97人(約17%)
40代:84人(約15%)
50代:80人(約14%)
60代:39人(約7%)
70代:27人(約5%)
80代:14人(約3%)
90代:4人(約1%)
となっている。また65歳以上の高齢者は63人となっており、全体の11%を占めている。一方、重症者は前日の44人に対して41人で3人減少している。

これで東京都内で確認された陽性者の累計は123,905人となった。

小池知事「まん延防止措置の適用要請を検討」

新規陽性者は3月以降緩やかではあるが一貫して確実に増えており、東京都の小池百合子知事は7日、まん延防止等重点措置の適用要請を検討する考えを示した。

小池知事は記者団に対し「重点措置に入る段階ではないかと考えつつ、あすモニタリング会議があるので専門家の意見を聴いていきたい」と述べた。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

EXCLUSIVE-スイスUBS、資産運用業務見直

ワールド

ロシア産肥料を米企業が積極購入、戦費調達に貢献と米

ビジネス

ECB、利下げごとにデータ蓄積必要 不確実性踏まえ

ビジネス

ソニー、米パラマウントに260億ドルで買収提案 ア
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    常圧で、種結晶を使わず、短時間で作りだせる...韓国の研究チームが開発した「第3のダイヤモンド合成法」の意義とは?

  • 2

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロシア空軍基地の被害規模

  • 3

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 4

    「500万ドルの最新鋭レーダー」を爆破...劇的瞬間を…

  • 5

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 6

    ロシア軍の拠点に、ウクライナ軍FPVドローンが突入..…

  • 7

    「TSMC創業者」モリス・チャンが、IBM工場の買収を視…

  • 8

    中国のコモディティ爆買い続く、 最終兵器「人民元切…

  • 9

    「複雑で自由で多様」...日本アニメがこれからも世界…

  • 10

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドローンを「空対空ミサイルで撃墜」の瞬間映像が拡散

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 5

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 6

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ…

  • 7

    「2枚の衛星画像」が伝える、ドローン攻撃を受けたロ…

  • 8

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 9

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 10

    ロシアの大規模ウクライナ空爆にNATO軍戦闘機が一斉…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 6

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 9

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 10

    NASAが月面を横切るUFOのような写真を公開、その正体…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中