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南米街角クラブ

島田愛加|ブラジル/ペルー

コロナ禍とリマ、透明ビニールカーテン越しに芋を買う


正直納得してしまった。
これは私の勝手な推測であるが、ペルーの人達は親戚同士、近くに住んでいる事が多く、更には普段からよく互いの家を行き来している。家族大人数で暮らしている場合も多い。
隣人の家も、4月頃から週に1~2度は親戚で集まっているようだし、今一緒に生活しているペルー人の友達も買い物に行くふりをしては親戚の家へ通っている。
どうやら、彼らにとって社会的距離に親戚との集まりは含まれていないようだ。ちなみに陽性と診断された友達たちは全員が家庭内感染を起こしている。


7月以降は衣料品店や飲食店のテイクアウト営業、政府の規定を満たしていれば店内飲食も可能となり、滞在先近くの大通りも多くの人が行き交っている。
同時に物乞いをする人も増え、残念ながらパンデミックを利用した闇商売も現れ始めた。本当かどうかは別として、会社を休むために陽性の診断書を購入する人もいるという話もある。
こんなに長い間ペルーから出国できなくなるとは思ってもみなかったが、人々の様子をみていると考えさせられることが多い。
いつ終息するかわからない不安の中でも、いろんな意味で臨機応変なリマの人たちに刺激されながら、今目の前で起こっている事を伝えていきたい。

【今日の1曲】
外出禁止を知らせる際に使われていたペルーの第二の国家とも言われるワルツ
Arturo "Zambo" Cavero, Oscar Avilés - Contigo Perú

 

Profile

著者プロフィール
島田愛加

音楽家。ボサノヴァに心奪われ2014年よりサンパウロ州在住。同州立タトゥイ音楽院ブラジル音楽/Jazz科卒業。在学中に出会った南米各国からの留学生の影響で、今ではすっかり南米の虜に。ブラジルを中心に街角で起こっている出来事をありのままにお伝えします。2020年1月から11月までプロジェクトのためペルー共和国の首都リマに滞在。

Webサイト:https://lit.link/aikashimada

Twitter: @aika_shimada

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